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宇部日報社

「常盤池(湖)本土手」の看板一新、先人の功績再び【宇部】

 宇部市野中3丁目の飛び上がり地蔵尊横に立つ「常盤池(湖)本土手」の看板がリニューアルされた。長年、風雨にさらされ、文字や絵図が消えていたが、新しいものに付け替えられ、築造の経過や規模などが分かりやすく学べるようになった。

 同看板は、山口きらら博が開催された2001年に、常盤湖を愛する有志が設置。同博で増えた観光客に古里の歴史を知ってもらおうと立てたが、20年以上がたち、すっかり内容が消えてしまっていた。当時の有志の一人である安井敬子さん(沼2丁目)は「せっかく看板があるのだから生かしたい」とリニューアルを決意。看板業者やデータ処理ができる人など、ネットワークを駆使して自費で付け替えた。

 一部修正を加えたが、設置当時の原文を忠実に再現。今から300年あまり昔、旧宇部領主・福原広俊(15代)の命により、かんがい用ため池の堤防(本土手)を築造した家老・椋梨権左衛門の功績をたたえている。本土手の構造、池の水を流す栓の仕組みは絵図で紹介。看板の枠や柱も塗り直され、きれいになった。

 周辺をガイドすることもある安井さんは「社会見学で常盤公園を訪れる小学生に分かりやすく伝えるために、看板を活用していきたい。宇部の歴史に関心がある人にも足を止めてもらえれば」と話している。

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