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北羽新報社

能代市で「檜山こども冬まつり」にぎやかに

会場中に子どもたちの歓声が響いた「檜山こども冬まつり」(能代市桧山で)

 能代市の檜山地域まちづくり協議会(鈴木敬一会長)主催の「檜山こども冬まつり」は14日、市桧山崇徳館で開かれた。そり競技やかるた大会といった催しが行われ、会場は地域住民や子どもたちの歓声に包まれた。
 親子の触れ合いや世代間交流などを狙いに、この時期に開催。18回目の今年は暖冬の影響を受け、一時は雪の確保に気をもんだが、12日夜から13日にかけて一気に雪が降り積もったことで、会場の準備が整った。
 この日は地域住民や第五小の児童、ボランティアの中学生や高校生ら約100人が来場。開会式に続いて、古いお札や縁起物などをたき上げる「どんと焼き」を行い、赤々と燃え盛る炎を囲みながら、今年1年間の無病息災や家内安全などを願った。
 人気企画のそり競技は、親子や友達で2人一組のペアを組み、特設コースを駆け抜けるタイムを競う趣向。参加者は上位3組に贈られる桧山納豆の詰め合わせを狙って全力疾走。初参加の村岡克矢さん(36)=同市落合=、息子の利海ちゃん(5)組が頂点に立った。
 利海ちゃんは「1位を取れてすごくうれしい」と笑顔。村岡さんも「まさか1位とは思わずびっくり。会場の皆さんの応援が励みになった」と喜んだ。
 その後、恒例のミカン拾いやかるた大会、檜山音頭といった多彩な企画が行われたほか、来場者にお汁粉や豚汁が振る舞われた。会場は地域住民や子どもたちの笑い声に包まれ、盛り上がりを見せていた。
 第五小の高橋華さん(2年)はクラスメートの雄鹿夢彩さんと一緒にイベントを満喫。高橋さんは「いろんな遊びがあった中で、そり競技が一番楽しかった。スピードが速くてドキドキした」、雄鹿さんは「1枚も取れなかったけれど、かるた大会が面白かった。来年こそは取りたい」と声を弾ませた。
 鈴木会長は「桧山出身の方が子どもを連れてきたり、中学生がボランティアで参加したりと昨年の2~3倍ぐらいの人出があり、とてもありがたかった。崇徳小がなくなり、地域の人が顔を合わせる機会が少なくなったので、これからもイベントを続けていきたい」と話していた。

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