妙技に拍手 まとい振り【釧路市】
木やり歌に合わせて行われた迫力のまとい振り
釧路地域の若手とび職人でつくる釧路若鳶(とび)会(塚部一人会長)による「新春木やり・まとい振り・はしご乗り」が4日、釧路市役所正面玄関口前で行われ、伝統の技で集まった市民らを沸かせた。
開会に当たり、蝦名大也市長が「今年も皆さんの力で、まちに勢いをつけていただきたい」、釧路鳶土木工業組合の高森智組合長が「辰(たつ)年にちなみ、ぐんぐん舞い上がる景気の良い年にしていきたい」とそれぞれあいさつした。
江戸時代から続くとされる「木やり歌」に合わせて重さ約15㌔のまとい振りが披露された後、建物2階相当に及ぶ高さ約6㍍40㌢のはしごが組み立てられ、3人のはしご乗りがアナウンスとともに技を披露。次々と繰り出される妙技に、聴衆からは大きな拍手が上がった。
夫婦で見物していた市内在住の小笠原和彦さん(71)は「ヒヤヒヤしながら見ていたが素晴らしかった。技や歴史の説明がとても分かりやすかった」と話していた。
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