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宇部日報社

伝統のしめ縄作り学ぶ 新年に備え、宮野小5年生が地域の農家らと【山口】

 宮野小(西村淳校長、496人)の5年生85人が18日、JA山口県宮野支所(柳井裕行支所長)の職員と地域で農家を営む有志計10人の指導の下、しめ縄作りに挑戦した。世代間交流を楽しみながら、伝統文化への理解を深めた。

 同校では、5年生が田植えや稲刈りを通じて農業に親しんでいる。この時期はしめ縄作りで新年に備えている。

 最初に学校コーディネーターの森近愼治さん(77)が、しめ縄の素材として縁起の良いもちわら、心に後ろ暗いところがないことを意味するウラジロ、子孫繁栄を表すユズリハを使うと解説した。

 各班に分かれ、地域のベテラン農家らが作り方を実演。児童は2人一組になって1人がわらの端を押さえ、もう1人が編んでいった。苦戦する場面もあったが、地域有志に手伝ってもらいながら、輪の形に整えてウラジロとユズリハを飾り付けた。

 山内大和君は「難しかったけど、教わったらきれいにできて楽しかった」と笑顔だった。

 森近さんは「しめ縄を市場に出す農家の姿は宮野のどこででも見られた。高齢化でいつまで続けられるか分からないが、児童たちに伝統を大切にしてもらえれば」と話した。

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