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宇部日報社

ゆうれい寿司PRに市職員ら有志の〝ゆうれいシスターズ〟【宇部】

 宇部市吉部地区に伝わる郷土料理「ゆうれい寿司(ずし)」。名前もユニークな古里の味を全国に発信しようと、幽霊に扮(ふん)した宣伝隊〝ゆうれいシスターズ〟が販促イベントで活躍している。「怖いけど、おいしい」と売り上げも上々だ。

 10月末、ときわミュージアム「世界を旅する植物館」で開かれた植物館をウオークスルー型のお化け屋敷にしたイベント。会場入り口では白装束姿、頭には三角布の天冠(てんかん)を着けたゆうれいシスターズが来場者にゆうれい寿司を販売。「ゆうれ~い!」とおどけるサービスに購入者は大喜びだった。

 正式なチーム名は、ゆうれい寿司ブランド化プロジェクトチーム。2021年の市制施行100周年の際、市民自らが自由な発想で企画し実行する市民プロジェクトに手を挙げた。

 ゆうれい寿司は 江戸時代中期から吉部地区に伝わる郷土料理。海から遠く魚が手に入らないこともあり、具を入れずに酢飯だけで作る押し寿司だ。白い寿司は幽霊の白装束を連想させ、トッピングとなるキュウリは幽霊が出没するヤナギの葉に似ていることから、そう呼ばれるようになった。

 一時廃れていたが、地元有志が伝統食を未来に引き継ごうと約40年前に現代風にアレンジして復活。季節の山菜、錦糸卵などの具材を下段にまぜ込むが、表面は昔ながらの白いご飯だ。

 そんな郷土料理をPRすべく、ゆうれい寿司に関わる市の観光交流課、地域ブランド推進課などの職員、学校栄養士らの計6人でプロジェクトチームを構成。毎月第2、第4土曜に販売している楠こもれびの郷でのイベントに登場し、フジグラン宇部で開かれる「やまぐち地産地消フェア」にも招かれるなど活躍の場を広げている。

 メンバーの市観光交流課の大橋千春係長は「幽霊に扮して視覚に訴えるので興味を持ってもらえる」、ときわ公園課の島谷恵子主任は「お客さんに『幽霊さん』と言ってもらって、こちらも楽しくなる」と笑う。

 今春、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を文化庁が認定する「100年フード」に選ばれ、開催中の「まちじゅうエヴァグルメフェア」でもファン向けに商品化されるなど注目を浴びている。 

 市地域ブランド推進課の櫻田牧子さんは「テレビなどで紹介されるたびに『どこで買えるのか?』という問い合わせの電話がかかってくる」とブランド化に手応えを感じている。

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