第１４回山陽小野田市農林水産まつりは３日、日の出１丁目のＪＡ山口県高千帆支所で開かれた。地元特産の農林水産物の販売や餅まき、シイタケの駒打ち体験などがあり、大勢の人でにぎわった。同実行委員会（小田秀忠会長）主催。

　地元の農林水産物を広くＰＲし地産地消を推進するとともに関係団体の交流を図ろうと毎年開催している。

　開会セレモニーに続き、大量の餅まきが祭りを活気づけた。会場にはハクサイ、キャベツ、ダイコン、ブロッコリーなどの冬野菜が並べられた。鮮度抜群な上、スーパーなどに比べて格安とあって来場者はわれ先にと買い求めていた。

　県漁協埴生支店は埴生沖で取れた生きたガザミを販売。身がたっぷりと詰まった冬の味覚を買い求めようという買い物客でごった返した。関門ダコにも人気が集まっていた。

　お昼時にはフードコーナーが大盛況。ブランドネギ「おのだネギ三昧」を生産する地元のグリーンハウスはネギ焼きを販売。ＪＡ女性部による炊き込みご飯やうどん、青年部が仕込んだ焼き芋も寒い冬の日に体の中から温まろうと飛ぶように売れていた。

　ステージイベントも盛り上がった。寝太郎太鼓の演奏、ＤＤＳＳダンス教室によるキッズダンス、ミュージカル山陽ありすの家も軽快な音楽に乗せてパフォーマンスを披露した。長州ハッピースマイル隊もキツネダンスなどを踊り、祭りを盛り上げた。