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北羽新報社

大雪による交通障害発生に備え 能代市で関係機関が対応訓練

関係機関が大雪時の交通障害・事故対応について確認した雪害対応訓練(能代市の道の駅ふたついで)

 国土交通省能代河川国道事務所(平岡弘志所長)の冬季雪害対応訓練は30日、能代市二ツ井町小繋の道の駅ふたついで行われた。記録的積雪による交通障害の発生に備え、関係機関が事故車両のけん引、負傷者の救助、避難所開設、交通規制・解除といった想定される一連の対応を確認した。
 能代河川国道事務所、能代市、道の駅ふたついの3者が令和3年10月に締結した防災協定に基づく合同訓練で、同道の駅では2年ぶりの実施。同事務所、能代署、能代山本広域消防二ツ井消防署、市、道の駅の関係者ら合わせて約40人が参加した。
 冬の急激な積雪で車がスタック(立ち往生)し、後続車両が衝突して負傷者が出たほか、大渋滞も発生した──などと想定。各機関で連携体制を構築した上で、通行規制の実施、事故が起きた車線と反対側の車線の除雪作業、追突した車の車内に残された負傷者の救急搬送、スタックした車両のけん引作業などに当たった。
 また、渋滞した中で長時間足止めされる人たちを受け入れるための避難所を道の駅内に開設し、市の職員や道の駅のスタッフが避難者の受け付け、毛布や炊き出ししたおにぎりの配布などを実施。通行止め区間の除雪状況の画像を道の駅のモニターに配信する情報伝達訓練にも取り組んだ。
 同事務所管内では平成24年1月に北秋田市前山~坊沢間で大雪の影響により車21台が絡む事故が発生、600台に及ぶ渋滞が4時間20分続いた事例がある。訓練終了後、同事務所の佐々木稔副所長は「(訓練中に雪が降り)本番さながらの気象条件でありながら、迅速に対応できていた。こうした事態が起きないことを祈りつつ、実際に発生した際には訓練を教訓に対応してほしい」と訓示した。
 道の駅ふたついは30年7月のリニューアルオープンを機に、非常用発電設備や防災用資機材、情報提供機器などの防災設備を配置。冬季の交通障害発生時も対応の拠点としての役割が期待されている。

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