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北羽新報社

能代小劇場、小坂町の芝居小屋「康楽館」で熱演

19年ぶりに小坂町康楽館の舞台に立った劇団「能代小劇場」

 能代市の劇団「能代小劇場」(伊藤洋文代表)の小坂公演「まち角風景」が19日、小坂町康楽館で行われた。同日の康楽館演劇祭に招待され、前身の「北の演劇祭」を含め、19年ぶり2回目の出演。明治43年に建築された国内最古級の芝居小屋の舞台で、出演者は生き生きと熱演し、町内外から訪れた演劇ファンに現代社会の諸課題を考えさせるとともに、コミカルな演技で笑いを誘った。

 同劇団は「能代市民劇場」と「11人の会」に所属していた有志で平成4年7月に発足。現在団員20人が在籍し、おおむね2年に1回のペースで自主公演を行っているほか、市内外の団体からの依頼公演も受けている。
 今年は同演劇祭と三種町の三種ミュージカル実行委員会から依頼を受け、「まち角風景」を上演。同作は第14回自主公演(令和元年)で上演した「まち角」をバージョンアップし、第15回自主公演(4年)で披露した作品。高齢化や少子化、人口減少が進む能代の街が舞台で、おばあさんの認知症が進行する「加藤家」を中心に、介護や遺産相続、墓じまい、1人暮らし高齢者、町内会の運営などさまざまな課題に直面している地域、家庭のありのままの姿を実際にあったエピソードを織り交ぜながら描く。
 康楽館演劇祭は平成15~24年に同館で行われた「北の演劇祭」を受け継ぎ、26年から開催。この日は能代小劇場を含む5団体が出演し、同劇団は1番目に上演した。
 出演者たちは現代の地域課題を能代弁のせりふとコミカルな演技を交えて問題提起。また、法事のため帰省した親戚の会話の中には、能代市の特産品や街なかの様子がちりばめられ、観客に古里・能代を紹介していた。
 認知症のおばあさん「加藤節子」を演じた今立善子さん(80)は「マイクを使わないで声を張るのが大変だったが、一緒に舞台に立った皆さんとのチームワークで演じ切ることができて感謝している。歴史ある舞台に立て、すごくありがたい」と話した。
 脚本・演出を手掛けた伊藤代表(73)は「康楽館で上演できたのは役者冥利(みょうり)に尽きる。康楽館ならではの舞台の特徴を生かしながら公演できたと思う。次の三種公演でも芝居の面白さを多くの人に伝えたい」と次の舞台への意欲を語った。
 三種公演は、12月2日午後1時30分から三種町山本ふるさと文化館で行われる。開場は同1時で、チケットは1千円(高校生以下無料)。町内の産直施設などで取り扱っている。問い合わせは、三種ミュージカル実行委の関登美子さん(☎080・5223・1035)へ。

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