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北羽新報社

能代松陽高10周年の節目祝い記念式典

能代松陽高創立10周年の節目を祝い合った記念式典

 能代松陽高(川村寿紀校長、生徒524人)の創立10周年記念式典は21日、同校第1アリーナで行われた。全校生徒や教職員、保護者、来賓ら約660人が出席し、開校から10周年の歩みを振り返るとともに、新たな校史を刻んでいくことを誓い合った。

 能代松陽は能代山本で本格的な高校統合のさきがけとして、平成25年4月に女子校の県立能代北高、市立能代商高が統合して開校。校舎は能代商高敷地に23年から5年かけて建てられた。校訓「自立 創造 協働」、教育理念「グローバルな視野で未来を切り拓(ひら)く力を持つ人間の育成」の下、両校の伝統を受け継いだ普通、国際コミュニケーション、情報ビジネスの3学科を設置した。
 米国の姉妹校への語学研修や第2外国語(中国語、韓国語、ロシア語)の履修、簿記や情報処理の資格取得、地元企業と連携した商品開発などを推進。部活動も盛んで、中でも野球部は昨年夏、今年春の2季連続甲子園出場を果たした。昨年度までの卒業生は2173人。
 この日の式典では、川村校長が式辞で、古里の未来を担う人材を輩出してきた同校の10年間の歩みを紹介した上で「古里の自然や風土を愛し、歴史や伝統、文化を正しく受け継ぎ、後世に伝えられるように積極的に古里づくりに参画していくことを期待している」と述べた。同窓会長で、創立10周年記念事業実行委員会の原田大成実行委員長は「卒業し、就職・進学してからも学校で学んだことは必ず役に立つ。校訓『自立 創造 協働』はこれからの社会生活の中で必要不可欠。この校訓を胸に学校生活を送り、社会でも活躍してほしい」と後輩にエールを送った。
 県教育委員会の吉村昌之教育長職務代理者、斉藤市長の祝辞に続き、生徒代表の工藤順恵生徒会長(3年)が登壇。「これからも能代松陽高の伝統や誇りを後輩たちに伝え、学校の歴史を紡いでいきたい。松陽生の姿が正しく次の世代に引き継がれることで、学校は発展し続けると思う。今後ますます輝かしい数々の瞬間が生まれていくことを願うとともに、現役生として日々の勉学に励んでいくことを誓う」と力を込めた。
 同校の教育活動貢献者への感謝状贈呈に続き、出席者全員で校歌を高らかに斉唱し、新たな歴史をつくっていくことを誓い合った。
 式終了後には、元中学校教師で「命の授業」をテーマに全国で講演している腰塚勇人さん(58)=神奈川県=を講師に迎えた記念講演会、同市柳町のプラザ都で祝賀会を開いた。

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