400メートルベンチきれいに 市民ら100人超で塗装 帯広
塗装作業を行うボランティアら
帯広ロータリークラブ(RC、工藤大輔会長)の会員などボランティア118人は21日午前、帯広市緑ケ丘公園内のグリーンパークにある400メートルベンチの座板を塗り替えた。気持ちの良い秋晴れの下、当初の予定より2時間ほど早く、約1時間で作業を終えた。
1981年には、当時の世界最長としてギネス記録を達成した400メートルベンチ。42年の月日が経過し、風や雨にさらされてペンキがはがれるなどの劣化が進んでいたことから、帯広RCや帯広ローターアクトクラブ(RAC)、帯広塗装工業協同組合青年部が「帯広のシンボルの一つといえるこのベンチを、今後も市民の憩いの場として気持ちよく使ってほしい」と塗装を企画した。
この日は午前9時から作業を開始。集まったボランティアらが協力し合い、茶色のペンキ計182リットルを丁寧に塗装していった。帯広大谷高校2年の男子生徒(17)は「全員で力を合わせ、きれいに仕上げられた」と達成感をにじませた。工藤会長(58)は「生まれ変わったベンチを市民の方々に長く愛用してもらえたら」と話していた。
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