全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

紀伊民報社

おいでよ親子の広場 「支援センターのこのこ」

のこのこ広場に向けて用意しているおもちゃや絵本(和歌山県白浜町で)

 支援を必要とする家庭と社会をつなぐ、和歌山県白浜町の「くまのっ子児童家庭支援センターのこのこ」(藤藪庸一センター長)は23日から、町青少年研修センターで、親子の広場「のこのこ広場」を始める。

 のこのこは児童福祉法に基づき、5月に活動を始めた県内二つ目の地域相談施設。町内で自殺防止活動を展開するNPO白浜レスキューネットワークが県から委託されて運営している。
 社会福祉士や保育士といった専門的な知識を持つスタッフが、子育ての悩みや虐待、いじめ、不登校、ひきこもりなどの深刻な悩みの相談に応じたり、各教育機関と連携して支援の手だてを考えたりしている。
 今回開設する「のこのこ広場」は、就学前の乳幼児やその保護者、妊婦を対象に、毎月第2、4月曜(祝日は休み)の午前9時半~11時に開く。予約不要で出入り自由。無料。
 スタッフが常駐し、おもちゃなどを用意する。親子で遊びながら、保護者同士の交流や子育ての悩み相談もできる。授乳スペースやおむつ替えスペースもある。1回目の23日は、音楽に合わせた遊び「リトミック広場」などをする予定。
 母親、父親でなくとも、祖父母でも参加できる。子育て中のリフレッシュがしたい人から、深刻な悩みを持つ保護者まで、誰でも参加を歓迎している。
 親子の交流の場は、町内では保育園などでも開かれているが、のこのこは「のこのこ広場」を開設することで、支援が必要な家庭と接点をつくり、支援につなげていこうと考えている。
 藤藪センター長は「保護者のストレスや不安を少しでも減らせる場所になれば。誰でも気軽に来てほしい。身近に悩んでいる人がいれば、誘ったり、紹介したりしてもらえれば」と呼びかけている。
 おもちゃや絵本の寄付も募っている。

関連記事

豚丼全国へギフト開発 帯広物産協と会員2社

 帯広物産協会が進める「100年豚丼プロジェクト」が新たな展開を見せている。全国に向け、豚丼の魅力を発信しようと、会員企業と連携し、ギフト用に本格的な豚丼セットを開発した。中元シーズンに合わせ売り...

宇部日報社

プロゴルファー生源寺選手が母校・竜王中で講演 「向上心や探究心を大切に」..

 赤崎小、竜王中出身のプロゴルファー、生源寺龍憲選手(27)が9日、同中で講演した。母校の後輩に当たる児童・生徒224人を前に、中学時代を振り返りながらプロ生活について語り、夢や目標に向かって意欲...

荘内日報社

イガイ「エゲ」「イゲ」はうまい!! 豊富に採れる庄内浜 “夏限定”でないをアピ..

 みそ汁にするとおいしい庄内浜の「イガイ」をアピールする取り組みが始まった。県漁協、県水産研究所、鶴岡市、磯見漁師、飲食店がタッグを組み消費拡大を目指す。  イガイは水深5~7メートルの岩に付...

前向きな心で輝く人生 豊川の岡村さんが闘病経験伝える講演

 悪性リンパ腫や卵巣嚢腫(のうしゅ)破裂などの病気を乗り越えた豊川市の岡村加奈さん(34)が、自身の経験を伝える活動に力を入れている。1月に豊橋市、6月には名古屋市で「ポジティブ思考と言葉で人生が輝...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク