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北羽新報社

南下の渡り鳥羽休め 能代市の小友沼

空を覆うように飛んでいく渡り鳥(能代市の小友沼で、13日午前6時ごろ)

 国内有数の渡り鳥の飛来地として知られる能代市の小友沼に、今年も南下中の渡り鳥が数多く集まっている。朝方には餌場に向かって一斉に飛び立ち、迫力のある光景が広がっている。
 能代山本地方は渡り鳥の飛来ルート上にある。特に小友沼は毎年この時期になるとガン類やハクチョウ類、カモ類などが飛来する。
 小友沼で野鳥の観察活動を行うおとも自然の会(牛丸武久会長)によると、今年は9月下旬から渡り鳥が徐々に増加。今月8日には飛来数が1万羽を超えた。
 13日早朝はマガン約1万2千羽、カモ類約2300羽のほか、カンムリカイツブリ12羽、ヘラサギ1羽、ハクガン1羽などが沼で羽休め。午前6時ごろになると大きな羽音を響かせながら飛び立って餌場に向かい、迫力のある光景が広がった。
 牛丸会長は「今年は気温の高い日が続き、あまりの暑さに渡り鳥の動きに変化があるかと思ったが、昨年と同じぐらいのペースで小友沼に飛来している」と話す。
 渡り鳥は大潟村などの田んぼで落ち穂を食べ、夕方ごろになると小友沼に帰って来る。例年は沼が凍る時期になると、宮城県や新潟県に南下して冬を越すといい、来年の北帰行の時期になると再び小友沼に戻ってくる。
 同会は、観察を広く歓迎しているが、渡り鳥を逃がさないため、車で沼に近づく時はライトを消し、クラクションを鳴らさないように求めている。また、今年は市内各地でクマが出没していることや、先月中旬には小友沼付近にイノシシが現れたことから、十分な注意を呼び掛けている。

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