全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

北羽新報社

「なべっこ」の季節 青空の下できりたんぽに舌鼓 能代市浅内小

学年の垣根を超えて、「なべっこ」を楽しむ児童たち(能代市浅内小で)

 本県の実りの秋ならではの特色ある季節行事として知られる「なべっこ」。能代山本の小中学校でも子どもたちがクラスメートと協力しながら調理したり、鍋を囲んだりと〝食欲の秋〟を楽しんでいる。
 学校行事の「なべっこ」は、児童生徒が少人数の班に分かれて屋外などで鍋料理を作って食べる。能代山本ではマラソン大会や運動会(体育祭)といった行事に合わせて行う学校が多い。
 能代市浅内小(佐藤達治校長、児童59人)の「なべっこ会」は4日、同校で行われた。青空の下、浅内地域で取れた農作物を使ったきりたんぽ鍋を頬張り、児童の笑顔の輪が広がった。
 同校ではマラソン大会後に「なべっこ会」を開いている。3年度は新型コロナウイルスの影響で中止したが、昨年度は2年ぶりに行った。
 この日は5、6年生が家庭科室や理科室できりたんぽ鍋を調理。ゴボウやマイタケ、鶏肉などあらかじめ下ごしらえされた具材を鍋に入れて煮て、30分ほどで完成した。
 その後、全校児童が中庭に集まり、縦割り班ごとに「いただきます」。5年生が学校の畑で収穫した「浅ネギ」がふんだんに使われており、シャキシャキとした食感と甘みに児童は「おいしい」と笑顔。夢中になって頬張り、お代わりを重ねる人もいた。
 今野正義君(6年)は「みんながおいしいと言って食べてくれて、頑張って作ったかいがあった。ほかほかでふわふわなきりたんぽがすごくおいしかった」、畠山心那さん(同)も「5年生の『浅ネギ』がきりたんぽ鍋の味を引き立てていて、おいしい」と話していた。

関連記事

博物館見学 恐竜と化石のまち むかわ町穂別地区で周遊ツアー

 むかわ町は20日、町穂別地区でバスツアー「恐竜と化石のまち むかわ町知り尽くし周遊ツアー」を実施した。札幌市や神奈川県から40人が参加。穂別博物館の見学、化石クリーニングの体験、町産食材を生かし...

荘内日報社

七日町観音堂へ「新柳橋」完成 鶴岡市本町二丁目と三丁目つなぐ 渡り初めで祝う

 架け替えが進められていた鶴岡市本町二丁目と三丁目をつなぐ柳橋(市道七日町柳橋線)の工事が完了し21日、現地で安全祈願祭が行われた。地元住民や市、工事業者などが参列し、橋の完成を祝って渡り初めを行っ...

宇部日報社

駐日スペイン公使参事官が篠﨑市長を表敬訪問「今後もより良い関係を」【宇部】

【22日、カステジョ市と友好協会設立】  駐日スペイン大使館のミゲル・ゴメス・デ・アランダ次席兼公使参事官が21日、宇部市役所に篠﨑圭二市長を表敬訪問した。市は2019年4月に姉妹都市提携し...

春の快音おあずけ 十勝のゴルフ場、積雪で開業遅れ

 今月中旬のまとまった降雪の影響で、十勝管内のゴルフ場は今シーズンのオープン延期を余儀なくされている。コース上の積雪が解けきらなかったためで、シーズン入りを心待ちにしていたゴルファーは理解を示しつ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク