第2回大会の開催予定日を決めた実行委員会
長野県諏訪6市町村を巡るスワコエイトピークスミドルトライアスロン大会の実行委員会は28日夜、諏訪市の諏訪商工会館で開いた。6市町村や県、競技団体の代表者ら約50人が参加し、2022年以来となる第2回大会の開催予定日を来年6月23日とすることを決めた。実行委員長には諏訪商工会議所の山谷恭博会頭が就任し、委員長補佐に初代委員長の岩波寿亮氏が就いた。
同大会は22年6月、諏訪湖畔と八ケ岳山麓を駆け抜ける100キロコース(スイム2キロ、バイク78キロ、ラン20キロ)で初めて行われ、選手約700人が出場した。大会は競技専門雑誌の人気投票で全体4位、ミドル部門1位の評価を得たが、実行委は今年の大会開催を見送り、浮き彫りになった課題の解決に向けた検討と調整を進めてきた。
第2回大会は▽大会コンセプトの明確化▽住民生活や経済活動に支障をきたさない大会運営▽諏訪6市町村への協力要請▽市民への広報―などを最重要課題とし、コンセプトに「諏訪湖と八ケ岳の未来をつなごう!」を掲げた。
実行委は1000人規模の大会を目指し、12月からエントリー受け付けを開始する予定。検討中のコースは、スイム(2キロ)は下諏訪町の諏訪湖で行う。バイク(73.1キロ)は、八ケ岳に向かう往路は前回と同じだが、下り坂の復路は御柱街道から原村にコースを変更し、ルートを曲げて減速を促す。ラン(20キロ)は諏訪湖ヨットハーバー発着でジョギングロードを中心に時計回りで走る。茅野市から安全と住民理解の徹底を求める発言があった。
開催予定日は、住民生活や経済活動への影響を考慮し、前回の土曜日から日曜日に変更した。山谷委員長は「前回の反省点や茅野市の懸念を聞いた。実行できるよう調整するのが私の役目。住民が安心して応援でき、選手が安全に競技できる環境作りを下支えしていく」と述べた。
大会長の金子ゆかり諏訪広域連合長や名誉顧問の後藤茂之衆院議員、日本トライアスロン連合の岩城光英会長があいさつし、大会開催に理解と協力を呼び掛けた。
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