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バリアフリーに理解深める 障がい者の不安を体感 南ぬ島石垣空港

高齢者や障がいのある人の動作を疑似体験する参加者=26日午後、南ぬ島石垣空港

 バリアフリーに理解を深めてもらおうと講師にバリアフリーネットワーク協議会の親川修代表を招いた「石垣島バリアフリー教室」(沖縄総合事務局主催)が26日、南ぬ島石垣空港で開催された。航空会社や石垣港ターミナルビル、バス会社、石垣市、竹富町社会福祉協議会などから17人が参加し、座学と国際線ターミナルを使った体験学習を通して「心のバリアフリー」を目指した。空港での実施は今回が初めて。

 前半の座学では「障がいを理解すると優しい想像力が生まれる」をテーマにバリアフリーからユニバーサルデザインへ意識を変えることの意義や介助が必要な人が宿泊旅行をするときに感じている不安、障がいの種類ごとに必要なさまざまな配慮などが事例を交えながら説明された。

 場所を国際線ターミナルへ移しての体験学習では、目隠しをして白つえを持ちながらの移動のほか、白内障や緑内障を疑似体験するゴーグル、ヘッドホン、ウエート、関節の固定などで70代以上の人や障がいのある人の動作を体験した。

 目隠しをして白つえとスタッフのサポートを頼りにビル内を移動した日本トランスオーシャン航空の瀬川耕生さん(36)は「介助の訓練を受けているが、実際に自分が体験すると案内するスピードや言葉での説明の大切さが分かった」、ゴーグルや関節の固定なので高齢者の動作を疑似体験し、階段を上った石垣空港ターミナルビルの清水佳菜美さん(28)と林勇太さん(23)は「直接接客することはないが、今回の大変を施設の管理などに生かしていきたい」とそれぞれ話した。

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