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北羽新報社

白神山地の麓で子どもたち疾走 藤里町の素波里園地会場にキックバイクレース

1位を目指して一斉にスタート。地面を力強く蹴ってゴールを目指す子どもたち

 地面を足で蹴って走る幼児用自転車・キックバイクレース「白神はしぇるライダー」は23日、藤里町の素波里園地で開かれた。大会には県内外から1~6歳までの子どもたちが参加し、特設コースで元気いっぱいに速さを競い合った。

 キックバイクレースへの参加を通じて、子どもの頃から白神山地の自然の中で遊ぶ楽しさを知ってもらおうと、藤里町ツーリズム協議会(会長・佐々木和繁副町長)が「ムラサキスポーツ」の協力を得て主催しており、今年で3回目。
 今回は能代山本をはじめ大館市や秋田市などのほか、盛岡市、青森県弘前市など県外からもエントリーがあり、63人が参加した。会場にはストレート、カーブ、クランクに、タイヤの障害物を設置した特設コースが整備され、年齢別に予選、敗者復活戦、準決勝、決勝の各レースを行った。
 ヘルメット、グローブを着けてレーサー姿になった子どもたちは、合図とともに一斉にゲートをスタート。懸命に地面を蹴ってスピードを上げ、スピードを落とさずに巧みにコーナーを回って疾走し、朝露で所々滑りやすくなっているコースでもしっかりと踏みとどまり、真っ先にゴールしようと一生懸命だった。
 1歳半~2歳の「ひよこちゃんクラス」ではまだ思うようにバイクに乗れず、最初から泣き出してしまう子もいたが、バイクを押したりして親子で一緒に完走。年齢が上がるにつれ「頑張るよ!」「絶対に1位になる!」と宣言してスタートする子どももいて、最後まで諦めずにゴールを目指す姿に観客から「追い越せー」「あと少し」と声援が飛び、ゴールラインを通過すると保護者とハイタッチをして喜び合っていた。
 今年も、通常の12㌅タイヤを装着したキックバイクより“グレードアップ”した14㌅タイヤを使用した「14Xクラス」が行われ、1歳半から就学前までの幅広い年齢の子どもたちが各クラスで競い合い、秋めく白神山地の麓でキックバイクの面白さを体で感じながらレースを楽しんでいた。

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