みやぞんさんと一緒に「聴導犬」について学んだトークショー
動物愛護週間(20~26日)に合わせて、長野県や県動物愛護会などでつくる実行委員会は「動物愛護フェスティバル2023」を23日、原村の八ケ岳自然文化園で開いた。犬との触れ合いや犬の迷子札作りコーナーのほか、犬の心臓音を聴ける獣医師体験などを繰り広げ、動物の愛護や正しい飼い方に理解を深めてもらった。お笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞんさん(38)によるトークショーもあった。
トークショーには約200人が参加。保護犬を飼っているみやぞんさんが犬や猫の飼い方にまつわるクイズを出したほか、耳の不自由な人に音を知らせる聴導犬が登場。みやぞんさんがステージ上で聴導犬の仕事ぶりを体験するなどして、その役割について学んだ。
保護犬を聴導犬に育成している社会福祉法人日本聴導犬協会(宮田村)の聴導犬が協力して実演。みやぞんさんが落としたスプーンを拾ったり、目覚ましの音を聞くとみやぞんさんを起こしたりした。有馬もと会長は「聴導犬はとっても愛情を注がれているから、遊びのように何度も拾うことができる」などと説明していた。
みやぞんさんは「犬を飼う人は楽しいことがいっぱいあるが、その分責任も伴うことを分かってほしい。軽い気持ちではなく、悔いなく愛して飼って」と呼び掛けた。このほか 動物にまつわるお題を来場者から募り、ギターで即興ソングを披露するなどして会場を盛り上げていた。
フェスティバルは毎年県内各地で開き、原村では初開催だった。
関連記事
岡谷市で「シルクフェア」 ゴジラロケ地を巡るツアーも 長野県
製糸業で日本の近代化を支えた”シルク岡谷”の歴史に触れるイベント「2024シルクフェアinおかや」(実行委員会主催)が29日に開かれた。長野県岡谷市の岡谷蚕糸博物館など11施設を会場に、多くの家...
伊那谷の自然と文化満喫「フォトロゲ」 長野県内外から170人
地図に示されたチェックポイントをランニングや徒歩で回り、写真と得点を集めるフォトロゲイニングの大会「伊那クローバーフォトロゲ」が27、28の両日、長野県伊那市内であり、2日間で県内外から延べ約1...
迫力ある対戦満喫 GW初日にナイター闘牛大会
ゴールデンウィーク初日の27日夜、2024年春のナイター観光闘牛大会(八重山闘牛組合主催)が八重山闘牛場で行われ、地元闘牛ファンのほか多くの観光客が訪れ、迫力ある対戦を満喫した。 取組は10番。1...
高校生がフードドライブや絵本リユースなど企画 能代市でアースデイイベント
高校生が中心となり、地球環境を考えるイベント「第3回アースデイ能代2024~地球をえがおに~」は28日、能代市役所大会議室とさくら庭を会場に始まった。おもちゃや絵本の再利用、食料を必要としている...