港の裏側までじっくり散策 みなとウオーク&フェリー 苫小牧
苫小牧港の活性化に取り組む団体、みなとオアシス苫小牧運営協議会(会長・関根久修苫小牧港開発社長)は16日、港周辺を歩いて楽しむ「みなとウオーク&フェリー」を開いた。市内外から抽選で選ばれた30人が参加し、普段は見られない港の裏側まで歩いて回った。
苫小牧港・西港区を歩く参加者たち
港に親しんでもらう毎年恒例の取り組み。今年は「にっぽん丸」が停泊中の西港北埠頭(ふとう)キラキラ公園を出発、ゴールに、入船遊歩道などを通って苫小牧西港フェリーターミナルを訪れる約5キロのコース。休憩や見学を挟みながら、約3時間かけて歩いた。
貨物船が使用する入船埠頭を訪れ、同イベントとしては初めてフェリー船内も見学。商船三井フェリーの安生秀明苫小牧支店長の案内で「さんふらわあ ふらの」の客室やレストランを見て回った。フェリーターミナルでは女性みなと街づくり苫小牧(大西育子代表)による「みなとピアノ」のお披露目も行った。
札幌市から参加した小学生の江部新さん(9)、光さん(7)きょうだいは「いろいろなところが見られて良かった」「(船内の)ベッドやレストランとかがすごかった」などと笑顔を見せていた。
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