「お杉音頭」優雅に奉納 能代市八幡神社祭典
八幡神社祭典の宵祭でお杉音頭を奉納する「お杉音頭を伝える会」(能代市柳町で)
能代市柳町の八幡神社(渟城英夫宮司)祭典は16日、宵祭が行われた。神事で浦安舞が披露されたほか、同神社境内や園庭で「お杉音頭」や渟城幼稚園の園児による奉納演技が実施され、訪れた人たちを楽しませた。本祭の17日は4年ぶりに神輿(みこし)が運行される。
この日は午後4時30分から同幼稚園の子どもたちが元気いっぱいに奉納演技を披露した後、5時から「お杉音頭を伝える会」(大谷直子会長)の会員約20人が昭和初期に能代芸者が披露していたという手踊り「お杉音頭」や、「茶切節」などを踊った。6時からは神事が行われ、浦安舞が披露された。
境内には地域住民が集まり、同会の踊り手たちが列を成して参道を優雅に踊りながら練り歩く姿に見入っていた。
きょう17日は本祭で、新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた神輿が4年ぶりに運行される。午前10時から神事が行われ、神輿は11時に神社を出発し、男衆に担がれて市内中心部を練り歩きながら、かつて祭神が祭られていた同市清助町の御旅所を目指す。御旅所には午後0時30分ごろに到着予定。
帰路は午後2時30分に御旅所を出発し、浜通町や万町、畠町を通り、4時すぎに神社へ到着予定。柳町では渟城幼稚園の園児たちの子ども神輿が〝お迎え〟する。
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