全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

北羽新報社

能代山本ならではの土産に 秋田県立大生 米粉使用ラムネ菓子の新味発表

こめらむねを手にする県立大の竹内さん(左)と萩原さん

 県産あきたこまちの米粉を使ったラムネ菓子「こめらむね」を製造する県立大の学生が、新たに「秋田杉の味」「いちご味」を開発した。秋田杉の味は、能代市内の製材所から出た端材を微粒粉にして配合。米粉は三種町の岩川水系米を使っており、学生たちは「能代山本ならではの土産品として手に取ってもらえたら」と話している。
 企画したのは竹内大さん(22)=大阪市出身=、谷口夏鈴さん(21)=三重県四日市市出身=、萩原七佳さん(21)=宇都宮市出身=の3人。本県の地域資源の魅力発信につなげようと「こめらむね製作委」を立ち上げ、製造販売している。
 新製品の「秋田杉」の味は、従来のリンゴ味をベースに秋田杉の微粒粉を配合し、口に溶けた後にふっと広がる杉の香りが特徴。杉は殺菌などの工程を経て食用化した。進藤小割製材所(能代市栄町)の端材を活用しており、同事業所の進藤貴之さん(45)は「端材の有効活用を応援したい」と話す。粉砕の工程は、同市の県立大木材高度加工研究所の栗本康司教授が協力している。
 いちご味は、鹿角市産のイチゴを使ったシロップを配合。製造にはドライフルーツやナッツを製造販売する木能実(能代市彩霞長根)も関わった。
 いずれの新製品も1袋(12粒入り2パック)が507円(税込み)。秋田杉の味は、県北の道の駅(はちもり、ふたつい、たかのす、かみこあに)と、秋田市の県産品プラザで販売している。
 こめらむね製作委は、三種町の協力を得て旧下岩川診療所を製造拠点としている。竹内さんは「住民の方々が温かく接してくれる」と話し、町や周辺地域の地域資源アピールに意欲的。「新型コロナが落ち着き、秋田を訪れる旅行者は増えると思う。この地域でしか作れない土産品として発信したい」と語った。

関連記事

Bリーグ・CS フェニックスが豊橋で広島と激突

 バスケットボールBリーグの年間王者を決める「日本生命チャンピオンシップ(CS)」準々決勝の第1戦が11日、「豊橋市総合体育館」であった。中地区1位の三遠ネオフェニックスは、ワイルドカード枠の広島ド...

母の日に最高のプレゼント

 第32回素敵なお母さんの図画コンクール(八重山毎日新聞社主催)の表彰式が11日、石垣市民会館中ホールで行われ、同日付の本紙で掲載・発表された最優秀賞3点を含む入賞作35点を描いた子どもたちに賞状が授...

釧路新聞社

阿寒湖温泉でカムイルミナ開幕【釧路市】

 夜の森を舞台とした、釧路市阿寒湖温泉の自然体験型観光コンテンツ「阿寒湖の森ナイトウォークKAMUYLUMINA(カムイルミナ)」(阿寒アドベンチャーツーリズム主催)の2024年シーズンが11日、...

長野日報社

熊も指定管理鳥獣に 長野県、ツキノワグマ保護管理見直し

 2023年度の熊による人身被害者数が、統計のある06年度以降最多の198件、219人となったことを受け、環境省は今年4月、熊を「指定管理鳥獣」に追加した。これにより、都道府県などは国の交付金を受...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク