奄美各地で旧盆送り 家族で墓参、祖霊に別れ
先祖の霊を送るため、ちょうちんを手に墓地を訪れる人々=30日、奄美市名瀬の永田墓地
旧暦7月15日に当たる30日、奄美各地では祖霊をあの世に返す旧盆の「送り」があった。ちょうちんや供え物を手にした人々が墓を参り、3日間をともに過ごした先祖との別れを惜しんだ。
奄美市名瀬の永田墓地には、夕暮れ前から多くの人が訪れ小道を行き交った。墓前に線香を手向け、先祖に手を合わせる家族連れなどの姿が見られた。
家族と墓参した川口忠臣さん(48)=同市名瀬=は「ご先祖さまに子どもたちの元気な姿を見せることができた。これからも家族みんな健康に頑張りますと伝えた」と話した。
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