奄美各地で旧盆送り 家族で墓参、祖霊に別れ
先祖の霊を送るため、ちょうちんを手に墓地を訪れる人々=30日、奄美市名瀬の永田墓地
旧暦7月15日に当たる30日、奄美各地では祖霊をあの世に返す旧盆の「送り」があった。ちょうちんや供え物を手にした人々が墓を参り、3日間をともに過ごした先祖との別れを惜しんだ。
奄美市名瀬の永田墓地には、夕暮れ前から多くの人が訪れ小道を行き交った。墓前に線香を手向け、先祖に手を合わせる家族連れなどの姿が見られた。
家族と墓参した川口忠臣さん(48)=同市名瀬=は「ご先祖さまに子どもたちの元気な姿を見せることができた。これからも家族みんな健康に頑張りますと伝えた」と話した。
関連記事
鶴岡市と鹿児島市 友好親善交流次世代へ 兄弟都市盟約55周年記念式典
鶴岡市と鹿児島市の兄弟都市盟約55周年記念式典が7日夜、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で開かれた。鹿児島市から下鶴隆央市長をはじめとする訪問団を迎え、明治維新を契機にした西郷隆盛(南洲)翁と菅実秀(臥牛...
更別の2郵便局内に「まちの保健室」 コミナスが健康相談
郵便局を拠点にコミュニティナース(コミナス)が健康相談に応じる「まちの保健室」事業が、更別村内の2局でスタートする。事業主体の村と、協力するCNC(島根県、矢田明子代表)、日本郵便北海道支社(札...
コンビナートで県防災訓練 大地震想定、危険物の漏出など対策【宇部】
県石油コンビナート等総合防災訓練は7日、宇部市小串のUBE宇部ケミカル工場東西地区とその周辺海域で行われた。同工場や宇部・山陽小野田消防局など10機関から200人と車両16台、船舶4隻、ヘリ...
二股角のバショウカジキ上がる 関東からの釣り客がゲット 大和村今里沖
関東からの来島客が4日、鹿児島県大和村今里沖で角(吻)が二股に分かれる珍しいバショウカジキ(地方名・秋太郎)を釣り上げた。遊漁船を出した同村名音の勝山水産仁太丸の勝山仁太代表(31)は「ハリス...