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宇部日報社

秋の味覚、甘さ十分 阿東でナシ狩り始まる【山口】

 県内有数のナシの産地として有名な山口市阿東地域でナシ狩りのシーズンを迎えた。農事組合法人「長門峡梨組合」(内山賢次組合長)の観光ナシ園には多くの家族連れや観光客が訪れ、秋の恵みを味わっている。9月中旬まで。  

 阿東篠目の浜安力梨園(浜安力園長)は、面積約0・5㌶の農地に約100本の果樹を栽培。柔らかくてみずみずしい「豊水」と上品な甘さと酸味が特徴の「二十世紀」の2種が楽しめる。この道70年になる浜安園長(80)は「例年より気温が上がらず、雨も少ないせいか実太りはやや悪いが、甘さは十分な仕上がり」と話す。

 園内ではたわわに実った果実の重さで高さ約1・5㍍の木々の枝がしなり、子どもでも楽々と収穫できる。来園者はナシをもぎ取ると、すぐに切り分けて堪能。市内の行村優志ちゃん(5)は「自分で取って食べるとよりおいしい」と笑顔だった。  

 同組合には現在9農園が加盟し、6農園でナシ狩りが楽しめる。中山勝美副組合長(66)は今年からリーフレットを作成するなど長門峡梨の魅力の周知に力を入れる。「ナシ狩りだけでなく、組合が作るナシを生かした加工品も味わってほしい」と呼び掛けている。  

 入園料は共通、園内食べ放題で大人800円、子ども500円。持ち帰りは1㌔700円。  

 阿東篠目の同組合事務所で入園を受け付ける。時間は午前9時~午後4時。無休。問い合わせは同組合(電話083―955―0555)へ。

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