全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

宇部日報社

秋の味覚、甘さ十分 阿東でナシ狩り始まる【山口】

 県内有数のナシの産地として有名な山口市阿東地域でナシ狩りのシーズンを迎えた。農事組合法人「長門峡梨組合」(内山賢次組合長)の観光ナシ園には多くの家族連れや観光客が訪れ、秋の恵みを味わっている。9月中旬まで。  

 阿東篠目の浜安力梨園(浜安力園長)は、面積約0・5㌶の農地に約100本の果樹を栽培。柔らかくてみずみずしい「豊水」と上品な甘さと酸味が特徴の「二十世紀」の2種が楽しめる。この道70年になる浜安園長(80)は「例年より気温が上がらず、雨も少ないせいか実太りはやや悪いが、甘さは十分な仕上がり」と話す。

 園内ではたわわに実った果実の重さで高さ約1・5㍍の木々の枝がしなり、子どもでも楽々と収穫できる。来園者はナシをもぎ取ると、すぐに切り分けて堪能。市内の行村優志ちゃん(5)は「自分で取って食べるとよりおいしい」と笑顔だった。  

 同組合には現在9農園が加盟し、6農園でナシ狩りが楽しめる。中山勝美副組合長(66)は今年からリーフレットを作成するなど長門峡梨の魅力の周知に力を入れる。「ナシ狩りだけでなく、組合が作るナシを生かした加工品も味わってほしい」と呼び掛けている。  

 入園料は共通、園内食べ放題で大人800円、子ども500円。持ち帰りは1㌔700円。  

 阿東篠目の同組合事務所で入園を受け付ける。時間は午前9時~午後4時。無休。問い合わせは同組合(電話083―955―0555)へ。

関連記事

紀伊民報社

木のぬくもりと開放感 防災や交流の新拠点 田辺市の新庁舎

 和歌山県田辺市の新しい庁舎が完成し、26日、報道関係者向けの内覧会が開かれた。大規模災害に備え、防災機能を強化。紀州材をふんだんに使い、木のぬくもりを感じさせる雰囲気となっている。5月7日から...

再整備で立ち入り制限 樽前山7合目駐車場と観光道線

樽前山(1041メートル)の登山道「東山コース」の再整備工事を控え、胆振総合振興局は26日、5月1日から同コースの工事区間に加え、苫小牧市の協力を得て7合目のヒュッテ駐車場と市道「樽前山観光道線」...

荘内日報社

鳥海ブルーライン開通

 鳥海山(標高2236メートル)の中腹を通り、遊佐町と秋田県にかほ市を結ぶ山岳観光道路「鳥海ブルーライン」(全長約35キロ)が26日、全線開通した。青空が広がる穏やかな天候の中、川崎、名古屋、富士山といっ...

GW陽気の幕開け おびひろ動物園夏季開園 親子連れ続々

 ゴールデンウイーク初日の27日、おびひろ動物園(稲葉利行園長)の夏季開園が始まった。この日の帯広市内は正午現在で25.9度の夏日を記録。快晴の下、帽子やサングラスを着用した多くの親子連れが桜...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク