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威風堂々、凱旋パレード 日本一の古仁屋中相撲部

パレードで全国優勝の喜びを地元住民らと分かち合う古仁屋中相撲部員(自衛隊車両上)=25日、鹿児島県瀬戸内町古仁屋

 高知県で18、19の両日開催された第53回全国中学校相撲選手権大会の団体戦で、40年ぶり3度目の全国制覇を果たした鹿児島県瀬戸内町立古仁屋中学校相撲部の一行が25日夕、同町古仁屋市街地で優勝パレードを行った。選手4人は沿道に集まった町民から熱い歓迎と祝福の声を受け、自信に満ちた笑顔でそれに応えた。

 同部の重村鴻之介主将(3年)、龍山克真さん(同)、益山虎大さん(同)、早瀬駿太さん(2年)を乗せた車は古仁屋小学校を出発。深紅の優勝旗や優勝カップを手に、同町役場まで約1.5キロを約30分かけてパレードを行った。沿道には横断幕や応援うちわを手にした多くの町民らが集まり、指笛や拍手で歓迎。凱旋(がいせん)した選手たちの栄誉をたたえた。

 ゴールの同町役場では同校相撲部OBの鎌田愛人町長や古仁屋中の岩城靖一郎校長が歓迎し「町民に喜びを、子どもたちに勇気と希望を与えた。瀬戸内町にとって名誉であり誇りだ」と祝辞を述べた。重村主将は「優勝できたのは胸を貸してくれた指導者や支援いただいた地域の方たちのおかげ。強くなって恩返しをしたい」と応援への感謝を伝えた。

 重村主将の自宅近所に暮らすという同町古仁屋の保島豊さん(87)と妻の秀子さん(同)ら家族は、沿道でパレードを見守り「重村くんは相撲も強いが、素直で良い子。小さい町、少ない生徒数で全国優勝は考えられないほどすごいこと。優勝を聞いたときは思わず万歳した」と振り返り「40年前は与路島におりパレードは見られなかった。きょうはうれしい」と笑顔で話した。

 パレード見物に訪れた同町阿木名の男児(5)は「かっこよかった」と羨望(せんぼう)の眼差しで選手たちを見詰めていた。

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