全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

選手らの健闘たたえる 離島甲子園、奄美勢も活躍 閉会式後に野球教室も

優勝旗やトロフィーを受け取り、笑顔を見せる壱岐市選抜の代表選手たち=24日、鹿児島県奄美市名瀬

 鹿児島県奄美大島で初開催された第14回全国離島交流中学生野球大会(離島甲子園)の閉会式は24日、奄美市名瀬の奄美川商球場(市民球場)であった。優勝は壱岐市選抜。奄美勢は瀬戸内町選抜が3位入賞し、優秀選手賞に奄美市選抜(シャリンバイズ)の川口大海(朝日中3年)と瀬戸内町選抜の山田奈々美(古仁屋中3年)が選ばれた。

 離島甲子園は、元プロ野球選手の故村田兆治氏が提唱し2005年に始まった。野球を通した島と島との交流や青少年の健全育成などが目的で、今年は奄美群島日本復帰70周年記念事業として奄美大島5市町村が共同開催。全国の離島から25チームが出場し、22日から24日にかけて島内4会場で試合があった。

閉会式後、全25チームの主将が集まり記念撮影=24日、鹿児島県奄美市名瀬の奄美川商球場

 閉会式では結果発表と表彰があり、大会実行委員長の安田壮平奄美市長が壱岐市選抜の代表選手に優勝旗を手渡した。上位入賞チームや個人賞を受賞した選手たちにも主催者から賞状やトロフィー、記念品などが贈られた。

 元プロ野球選手で現役時代に故村田氏とバッテリーを組んでいた袴田英利氏があいさつし、「みんなの全力プレーが目に焼き付いた。村田兆治さんもきっと、よく頑張ったと言ってくれると思う。どうか全員胸を張って地元に帰ってください」と選手たちの健闘をたたえた。  閉会式後はプロ野球OBチーム「まさかりドリームス」による野球教室もあり、袴田氏、水上善雄氏、川口和久氏、鈴木健氏が講師として参加した。

関連記事

紀伊民報社

木のぬくもりと開放感 防災や交流の新拠点 田辺市の新庁舎

 和歌山県田辺市の新しい庁舎が完成し、26日、報道関係者向けの内覧会が開かれた。大規模災害に備え、防災機能を強化。紀州材をふんだんに使い、木のぬくもりを感じさせる雰囲気となっている。5月7日から...

再整備で立ち入り制限 樽前山7合目駐車場と観光道線

樽前山(1041メートル)の登山道「東山コース」の再整備工事を控え、胆振総合振興局は26日、5月1日から同コースの工事区間に加え、苫小牧市の協力を得て7合目のヒュッテ駐車場と市道「樽前山観光道線」...

荘内日報社

鳥海ブルーライン開通

 鳥海山(標高2236メートル)の中腹を通り、遊佐町と秋田県にかほ市を結ぶ山岳観光道路「鳥海ブルーライン」(全長約35キロ)が26日、全線開通した。青空が広がる穏やかな天候の中、川崎、名古屋、富士山といっ...

GW陽気の幕開け おびひろ動物園夏季開園 親子連れ続々

 ゴールデンウイーク初日の27日、おびひろ動物園(稲葉利行園長)の夏季開園が始まった。この日の帯広市内は正午現在で25.9度の夏日を記録。快晴の下、帽子やサングラスを着用した多くの親子連れが桜...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク