山陽小野田少年少女合唱団 団員数減で存続危機、26日に体験会【山陽小野田】
山陽小野田市と宇部市で唯一の児童合唱団、「山陽小野田少年少女合唱団」(猪俣薫団長)の存続が危ぶまれている。2020年から猛威を振るった新型コロナの影響で活動が制限された時期もあり、団員数が8人にまで減少した。地域の音楽文化の振興や発展のため、次世代に合唱の楽しさを伝えるために奮闘を続ける。
同団は、2006年の国民文化祭やまぐちへの出演に向け05年に結成。小学生から高校2年生までが毎週土曜に市文化会館「不二輸送機ホール」で練習している。講師はサビエル高の校長でもある松原秀樹さんで、一人一人に細やかな指導をしている。
結成から数年は40人ほどが所属し、市が主催する行事や地域イベント、他団体の演奏会に出演するなど幅広く活動していた。次第に部活動との両立が難しくなり、団員が減少。コロナが市内にまん延すると、密集し飛沫(ひまつ)が飛びやすい合唱は、感染のリスクが高いとして練習さえも困難な日々が続いた。
21年にはビデオ会議システム「ズーム」を使ったリモート練習を始め、少しずつ活動の時間を取り戻していったが、子どもたちにとっての3年間は大きく、そのまま合唱から離れてしまう子もいたという。
一方で、新たに加わった仲間もいる。昨年10月に入団した小野谷頼人君(船木小3年)は「団に入って大きな声で歌が歌えるようになった。合唱が大好きだから、長く続けたい」とやる気を示している。
猪俣団長は、同団の立ち上げから18年間、合唱を通して子どもたちの成長を見守り続けた。「宇部市と下関市東部を含めて、近隣の受け皿はここしか無くなった。身一つでステージに立つ緊張感は、団員にとって掛け替えのない経験となる。団を守り、次世代に合唱のバトンを渡したい」と思いを強くする。
合唱の魅力を知ってもらおうと、子どもたちの夏休みに合わせ26日午後1時半~3時半に同館で合唱体験会を開催。参加者は「カントリーロード」やディズニー楽曲の三部合唱に挑戦する。
猪俣団長は「これまで初心者がめきめきと上達する姿を見てきた。ぜひ参加してほしい」と呼び掛けてる。
体験会など同団への問い合わせは、事務局の石田さん(電話090―6836―9238)へ。
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