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イセエビ漁解禁 初日水揚げ69・2キロ 奄美大島

漁が解禁され、水揚げされたイセエビ=21日、鹿児島県奄美市名瀬の名瀬漁協

 鹿児島県奄美群島で21日、イセエビ漁が解禁された。奄美市名瀬の名瀬漁業協同組合(満林春男組合長)では、早朝から赤エビ(カノコイセエビ)や青エビ(シマイセエビ)が並び、仲買人が競り落とす光景が見られた。初日の水揚げ量は前年比2・4キロ増の69・2キロ(赤エビ24・1キロ、青エビ45・1キロ)で、3年連続で100キロ台を割り込んだ。

 名瀬漁協によると、21日は名瀬漁協管内のほか、奄美市笠利町、同市住用町、瀬戸内町からも水揚げがあった。昨年は新型コロナウイルスによる需要の落ち込みに加え、日曜日の競りで参加した仲買人が少なく価格が低迷。今年は一転し、多くのイセエビに昨年の2倍相当のキロ当たり4000~5000円台の値が付いた。最高値は赤エビ5500円、青エビ4500円だった。

 3年連続の水揚げ量低迷について、漁業関係者からは「自然条件の影響が一番だが、禁漁期間中に採捕している人がいるのでは」と密漁を懸念する声も。一方競りを前に水揚げしたイセエビのうち抱卵している個体を持ち帰る漁業者も確認され、資源保護に取り組む業界の意識の高さもうかがわせた。

 イセエビ漁は資源保護を目的に、産卵期に合わせて5月1日から8月20日まで禁漁期間に設定されている。

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