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最先端科学を身近に 県内外から高校生23人参加 美ら星研究体験隊

美ら星研究探検隊の高校生ら。開講式で自己紹介する=21日午後、県立石垣青少年の家

 高校生を対象に天文学者と同じ研究体験を通して世界最先端の科学を身近に感じてもらうことを目的とする美ら星研究体験隊(自然科学研究機構国立天文台主催)が21日、始まった。ことしは23人が参加、VERA石垣島観測局の口径20㍍電波望遠鏡、石垣島天文台の口径105㌢むりかぶし望遠鏡を用いて23日まで観測やデータ解析を行う。

 国立天文台が2005年から実施し、今年で18回目。13年からは日本学術振興会の委託事業「ひらめき☆ときめきサイエンス」の一環として行っている。過去には七つの新電波星と一つの新小惑星を発見している。

 今回は石垣市内から1校2人、本島から3校4人、県外から17校17人が参加。このうち石垣市内2人は八重山高校の石垣咲季さん(2年)と松本蒼生さん(3年)。天文学を専攻したいと昨年に続いて2度目の石垣さんは「昨年も楽しかったので参加した。今年は小惑星をみつけたい。最先端の研究がみられるので将来につながる」、松本さんも「星に興味があるので参加した。研究を間近で見たい」と楽しみにしている。

 初日は午後1時から宿泊先の県立石垣青少年の家で開講式があり、参加者一人一人が自己紹介、「観測を頑張りたい」「いろいろ吸収したい」などと抱負を語った。研究成果は23日午後4時から石垣青少年の家で発表される。

 探検隊の責任者を務める国立天文台水沢VLBI観測所・総合研究大学院大学准教授の廣田朋也氏は「皆さんには研究者と同じことをやってもらう。新発見の可能性もある」と激励した。

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