国立へ 堂々お披露目 八重農郷芸部来場者ら喝采

関係者らを前に演目「米ぬ為し」を披露した八重山農林高校郷土芸能部の部員ら=18日午後、同校体育館
全国高校総合文化祭優秀校東京公演(8月26~27日)を前に八重山農林高校(中村幸弘校長)の郷土芸能部(嵩田晄部長、部員26人)によるお披露目会(全国高総文祭派遣壮行公演実行委員会主催)が18日午後、同校体育館で行われた。山田健太副部長は公演に向けて「八重農の歴史に恥じぬよう、自分たちの持てる力を発揮したい」と意気込んだ。
お披露目会には、保護者や地域住民、関係者など約300人が訪れ、部員たちの稽古の成果を見守った。
演目は、稲の成長と豊作の喜びを表現する「米(まい)ぬ為(な)し」。「稲が種アヨー」で幕開けした後、「コイナユンタ」「山入らば節」「マミトーマ」「稲摺り節」で稲作や脱穀、精米の様子を表現。最後は「インケラー」で締めくくり、豊作の喜びを見事に表現した。
舞台が終わると会場からは大きな拍手が湧き起こり、東京公演を控える部員たちを激励した。
郷芸部による校歌ダンスやミニデンサ節大会、父母会による舞踊などの余興も次々に披露され、来場者を楽しませた。
同部は、7月30日から8月1日にかけて鹿児島県で開催された第47回全国高校総合文化祭の郷土芸能部門で最高賞となる文部科学大臣賞・最優秀賞に輝いた。
八重山勢が同部門で最優秀賞を受賞するのは2002年の八重山高校以来21年ぶりで同校としては初の快挙となった。
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