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出荷停滞のマンゴー販売 盛況、徳之島3町

100人以上が順番待ちしてにぎわった徳之島町の地場産果樹臨時販売会場=4日、徳之島町役場

 徳之島3町は4日、台風6号の影響による船便欠航で島外への出荷が滞っているマンゴーなど地場産果樹の臨時販売会を、各役場で開催した。島内消費を進め生産者を支援するのが狙い。通常の半額程度と割安なこともあり、各会場には地元の旬の味覚を求める買い物客が多数訪れた。

 徳之島産マンゴーは収穫のピークを迎えているが、台風5、6号の影響で7月25日以降、船便の欠航が断続的に続き、島外への出荷が止まっている。収穫されたマンゴーは島内の冷蔵施設などに一時保管されているが、受け入れにも限界があることから、各町とJAあまみ徳之島事業本部が協力して販売会を開いた。

 販売会には3町計16生産者とJA徳之島事業本部が出店。島外に出荷できないマンゴーやドラゴンフルーツなどを販売した。午前11時半の販売開始予定だった徳之島町役場では、開場前から100人以上の待ち行列ができるほどの盛況。町職員らが急きょ整理券を配布するなど対応に追われた。

 マンゴーは通常4000円の品が2000円など割安で販売。徳之島町役場でマンゴーを8000円分購入した同町亀徳の70代女性は「とてもいい買い物ができた。食べきれない分は皮をむいて冷凍しておけばいつでも食べられる。ジャムやゼリーも作る予定」と話した。

 生産者の内山敏宗さん(77)は「マンゴー栽培を始めて15年以上だが、これほど長く船が止まったのは初めて。予約を受けている分のマンゴーをしっかり発送できるかが今一番の心配」と不安げな表情。「台風はどうしようもないので、できるだけ早い船便再開を祈りたい」と語った。

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