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宇部日報社

びっくり!最低気温はマイナス45度、仁保中と昭和基地つなぎ南極教室【山口】

 

ライブ中継で質問する生徒(仁保中で)

南極の昭和基地とライブ中継でつなぎ、現地で働く第64次観測越冬隊員から話を聞く「南極教室」が13日、山口市の仁保中(藤田忠功校長、38人)で開かれた。全校生徒と仁保小の5、6年生25人が参加し、南極や自然科学への興味を深めた。国立極地研究所主催。

 越冬隊の一員で極地研所属(KDDI出向)の中村映文さん(51)が山口市出身で、KDDIのパラボラアンテナが同校に隣接する縁で、今回の特別授業が実現した。

 生徒の質問に答える形式で進行。同隊(28人)は、2月から1年間の越冬業務に当たっており、天気や大気などを観測している。中村さんは衛星通信機器を守る仕事に従事。同基地のインターネット通信は、同校隣接の山口衛星通信所を経由して世界とつながっていると説明した。

 現地の過去最低気温はマイナス45・3度で、短時間でも吹雪で遭難しそうになる厳しい環境下にあるが、美しいオーロラや蜃気楼(しんきろう)が見られると紹介。魚やペンギンなどの動物はおり、虫や植物は存在しないとした。食べ物は1年分として、各自1㌧と予備の分量を保管。南極でもLINEができ、家族や友人とチャットを楽しむと明かした。

 中村さんは「南極に来るまでに4回試験を受け、12年かかった。夢をかなえるためには、それに向かって努力しながら、チャンスで行動することが大事」と話した。

 藤本燿成君(3年)は「オーロラを見てみたいと思った。南極には地震がないと初めて知った。普通の人には行くのが難しい場所の話が聞けて面白かった」と感想を語った。

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