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宇部日報社

宇部鴻城高女子バレー部、大雨被害の美祢市で災害ボランティア

 宇部鴻城高の女子バレーボール部員37人が11日、美祢市西厚保沓野で災害ボランティア活動を行った。被災家屋に流れ込んだ土砂を一輪車で運搬したり、水止め用土のうを作ったりして汗を流した。

 同部には美祢市在住の部員2人に加え、JR美祢線を利用して長門市から通う部員もいる。このため、6月30日からの豪雨で被害の大きかった同市の災害ボランティアに登録し、現地に入った。

 部員は3グループに分かれ、土のう作り、土砂の除去、被災した離れにあった農機具などの搬出の作業に取り組んだ。前日までの雨から一転、強い夏の日差しも照り付け、高温多湿の過酷な状況の中、部員たちはてきぱきと動いていた。

 美祢市在住でいとこ同士の重冨紗羅さん(3年)と河村葵さん(同)は「豪雨の当日は、本当にすごい雨で怖かった。自分たちがどのくらい役に立てるか、最初は不安だったが、少しでも被災した人の助けになれたのはうれしい」と話した。

 被災家屋には高齢女性が一人で住んでいたが、避難所に避難していて難を逃れた。女性の家族は「たくさんの高校生に手伝ってもらい、本当にありがたい。元気ももらえた」と感謝していた。

 伊藤芳浩監督は「体育館の中では決してできない体験をさせていただいた。生徒各自がこの体験を成長につなげてほしい」と語った。

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