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宇部日報社

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 地域や市民団体、企業、学生などのSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを支援する宇部市の「SDGs私たちの未来共創補助金」交付式が7日、市役所であり、地産地消で新薬作りに挑む山口大おもしろプロジェクト「県産農産品からつくる新医薬品」(木村綾佑代表)など5団体に補助金が贈られた。

 SDGsの達成に向けた優れた取り組みを提案する国の「SDGs未来都市」選定(2018年度)を機に、市民の草の根的な活動を支援し、達成に向けた機運を高めようと5月に新設した制度。国の交付金と前村電気工事(前村隆文社長、神原町2丁目)からの寄付金「マエムラ若者SDGs応援基金」を活用している。

 申請は8件あり、5団体の活動は厳正な審査で選ばれた。熱帯植物友の会(吉冨勉会長)は休耕田でマカダミアナッツの露地栽培に取り組み、小野観光推進協議会の文化伝承部会(末田昭男部会長)は江戸時代から続く小野和紙でアート作品作りを展開する。

 子どもたちのSDGs意識の醸成に取り組むうべ環境コミュニティー(加藤泰生理事長)、包装容器の削減を推進する量り売り専門店F(藤本美砂子代表)も選ばれた。交付額は事業規模に応じて5万5000円から20万円。

 交付式では、篠﨑圭二市長が「持続可能なまちづくりというゴールを行政だけではなく、みんなで目指すことが大事。それぞれの取り組みを通じて、地域におけるSDGsを支援して」と呼び掛け、交付決定書を手渡した。

 意見交換では各団体の代表者が事業を紹介。山口大おもしろプロジェクトの木村代表は「県産の青パパイヤから口腔(こうくう)がん細胞を抑制する成分を発見し、昨年はヘルスケア食品を開発した。県産農産品には健康を守る可能性がある」と話した。

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