全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

宇検の孤立集落解消  一部地域で断水続く 奄美大島豪雨

県道79号須古―部連間の復旧作業。23日夜には片側通行となり、一般車両も通行可能となった=23日、鹿児島県の宇検村

 20日から21日にかけて断続的に降り続いた激しい雨で崖崩れなどの被害が多発した鹿児島県の奄美大島では23日、各地で復旧作業が進んだ。懸命の作業で、前日まで宇検、瀬戸内の2町村で九つあった孤立集落は23日夜までに宇検側で解消された。瀬戸内側でも解消に向けた作業が進んでいる。停電は22日午後11時で解消されたが、一部地域で断水が続いている。人的被害は引き続き報告されていない。

 県によると、23日午後3時現在、家屋の浸水被害は奄美市、宇検村、大和村、瀬戸内町で計75棟(床上18、床下57軒)。崩土・冠水などによる交通規制箇所は県管理道路で14箇所。

 宇検村では崩土によって6集落(平田、阿室、屋鈍、部連、名柄、佐念)が孤立状態だったが23日午後6時半ごろまでに、片側通行にするなどして暫定的に解消された。

 瀬戸内町では同様の理由で3集落(花天、管鈍、西古見)が孤立状態。同町久慈からの県道と宇検村に通じる林道などで復旧作業が進んでいる。

 奄美大島一円で路線バスを運行する「しまバス」は24日、宇検村の屋鈍線(湯湾―屋鈍)を終日運休する。

 県道名瀬瀬戸内線の大和村名音―今里の規制は23日午後6時に解除された。

 停電は22日午後11時ごろ解消された。瀬戸内町の勝浦で続いていた断水は23日午前8時ごろ解消。一方、油井では約30世帯の断水が続いており、町が給水などで対応している。

 瀬戸内町は23日午後、西古見、管鈍、花天の3集落に物資を船で輸送。54人分の2日分の非常食を届けた。

関連記事

紀伊民報社

「持ち帰らないで」 外来生物オオキンケイギク

 特定外来生物のオオキンケイギク(キク科)が、和歌山県紀南地方の河川敷や道路沿いなどで鮮やかな黄色の花を咲かせている。取り扱いには注意が必要で、栽培や運搬、販売、野外に放つことなどが外来生物法で...

荘内日報社

羽黒山中腹・南谷“芭蕉ゆかりの地”きれいに 羽黒小伝統の清掃奉仕 史跡整える

 松尾芭蕉が「奥の細道」で1週間滞在した鶴岡市の羽黒山中腹にある南谷で21日、地元・羽黒小学校(八渡宗一郎校長)の子どもたちが伝統の清掃奉仕を繰り広げた。熊手を使ってスギの枯れ葉を集め“芭蕉ゆかりの地”...

ホワイトアスパラ無償提供 音更・竹中農場が帯広の仏料理店へ 恩人に感謝

 音更町の竹中農場(竹中章代表)は、農場で収穫するホワイトアスパラガスを、フランス料理店「メゾン・ド・ルミエール」(帯広市西8南14、奥村彰教オーナーシェフ)に無償提供、同店で23日からホワイトア...

宇部日報社

「日本一学生が活躍するまちづくり」始動 若者の視点で施策吟味【宇部】

 宇部市は21日、学生と一緒に市の事業を企画・提案する「日本一学生が活躍するまちづくりワークショップ」の第1回を山口大工学部の「志イノベーション道場」で開催した。公募に応じた県内の学生43人が...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク