奄美地方、梅雨入り 平年より6日遅く

梅雨を彩るゲットウの花=18日、鹿児島県奄美市名瀬
鹿児島地方気象台は18日、奄美地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より6日、昨年より13日遅い。沖縄県と同時で、全国で一番早い梅雨入りとなった。奄美地方は今後1週間、前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる見込み。
奄美群島各地は同日午前中から強い雨風に見舞われた。1時間雨量は瀬戸内町古仁屋で午後3時54分までに35ミリの激しい雨を観測。奄美市笠利町と同市名瀬、天城町、和泊町、与論町でも20ミリ以上の強い雨が降った。
奄美市名瀬の市街地では傘を握りしめた通行人や下校途中の児童らが足早に行き交う中、梅雨の訪れを告げるイジュやゲットウの白い花が雨のしずくをたたえて沿道を彩っていた。
奄美地方の梅雨明けは平年が6月29日ごろ、昨年は6月22日ごろ。昨年の梅雨期(5月5日~6月21日)の雨量は奄美市名瀬で973・5ミリ、沖永良部島で881・5ミリ。
関連記事
セキトと花善タッグ 「志んこ」「鶏めし」などセットの商品発送開始
能代市下内崎の菓子製造販売「セキト」(関戸優社長)は、駅弁「鶏めし」で知られる花善(大館市)とタッグを組んだ発送専用商品「『秋田のご飯&お菓子』満足セット」の取り扱いを開始した。セキトが製造...
諏訪市の立石公園「オーバーツーリズム」対策 駐車場の予約制導入など運営見..
大型連休中の渋滞などオーバーツーリズム(観光公害)問題が指摘されている長野県諏訪市上諏訪の立石公園について、市は中長期的な対策として、予約制の導入を含めた駐車場運営の見直しを検討する。「現地で...
鶴岡の朝に元気と活気を 鶴岡公園で「鶴市」始まる
鶴岡の朝に元気と活気を―。鶴岡市の鶴岡公園二の丸広場で15日、地域の人や観光客、生産者が触れ合う場となる朝市「鶴市(つるいち)」が始まった。市内の農家が出店し、新鮮な旬野菜や山菜などが販売され、多く...