ホーム開幕戦300人声援 和歌山ウェイブス

試合後、観客にあいさつする和歌山ウェイブスの選手
野球・さわかみ関西独立リーグ、和歌山ウェイブスのホーム開幕戦が14日、和歌山県田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク野球場であった。約300人がナイター試合を観戦し、コロナ禍で控えていた声を出しての応援を久しぶりにした。音楽ライブもあり、盛り上がった。試合は兵庫ブレイバーズ(兵庫県三田市)に2―0で勝ち、開幕3連勝を飾った。
ウェイブスは今季「和歌山ファイティングバーズ」から名称を改め、ホーム球場での初戦を迎えた。先発の西垣彰太投手(23)が12奪三振の力投で完封。深谷力主将(22)が2打点を挙げ、勝利に貢献した。
試合後、ウェイブスのゼネラルマネジャーを務める田辺市出身の元プロ野球選手、濱中治さん(44)が、6日の兵庫県淡路市での試合に続いて2試合連続完封勝利を果たした西垣投手にヒーローインタビュー。濱中さんは「選手全員がプロを目指して頑張っている。皆さんにサポートしていただきたい」と呼びかけた。
試合前の始球式は田辺市の真砂充敏市長が務め、ノーバウンド投球でストライクを取った。安達克典市議による国歌独唱もあった。試合後には、音楽ユニットET―KING(イーティー・キング)のライブがあり、観客を喜ばせた。
田辺市東陽の福田一成さん(27)、瑛斗君(7)の親子は、ウェイブスに新加入した田辺市出身の小川佐和選手(22)を応援しに来たという。小川選手は開幕から1番打者を務め、この日も先制のホームを踏んだ。一成さんは「自分と同じ東陽中学校出身の小川選手が活躍してうれしい。今日は投手も良く安心して見られた」、瑛斗君は「勝ったのでうれしい。小川選手はかっこよかった」と喜んだ。
関連記事
「ゆめひろば」イルミ点灯 長野県富士見町
長野県富士見町中心部にある多目的交流広場「ゆめひろば富士見」で9日夜、イルミネーションの点灯が始まった。町商工会青年部が企画し、約3万5000個の発光ダイオード(LED)電飾を園内に装飾。カ...
豊橋出身・村井弦斎を朝ドラに
明治時代のベストセラー小説「食道楽」で知られる村井弦斎(1863~1927年)をNHK連続テレビ小説(朝ドラ)の主人公に選んでもらおうと、出身地の豊橋市と晩年まで過ごした神奈川県平塚市の顕彰グル...
願いを込めて縁起物作り 根室金刀比羅神社【根室】
【根室】根室金刀比羅神社(前田穣宮司)の縁起物作りが最終盤を迎えている。9日には巫女(みこ)たちが願いを込めて縁起物作りに精を出した。 今年も初詣に向けた準備は11月から始まっており、準...
秋サケ漁獲伸びず 高水温影響、根室30%減、釧路11%増
根室、釧路沿岸の秋サケ定置網漁が11月末までに終漁し、漁獲数量は根室管内が249万3000匹(前年比30%減)、釧路管内が48万3000匹(同11%増)となった。2022年は漁獲数量が前年の...