築91年に別れ 帯広・古建築のそば店「久呂無木」4月移転
帯広市内のそば店「そば切り工房久呂無木(くろむぎ)」(東4南8)は、築91年の現建物での営業を3月15日までとすることを決めた。1932年に第4代帯広町長・故横瀬農夫也氏の私邸として建てられた歴史的な建造物。老朽化が進んでいるためで、4月12日から、新築の店舗(同市東9南7ノ5)で営業を始める。

古建築での営業に幕を閉じるそば切り工房「久呂無木」。右から山口オーナー、野中祐樹チーフ
同建物は横瀬氏邸として使われた後、元帯広厚生病院院長の島田五一氏が社宅として買い取った。その後、同店が2003年から建物を借り受けて営業している。
昭和初期に建てられた和洋折衷のモダン建築。円柱などがある外観や玄関近くの客間は洋風だが、奥には和風の居間が続いている。
同店の山口智枝オーナーによると、建物に断熱材が入っていないため、燃料代が高くつき、修理などの維持費も負担に。大きな地震で倒壊の危険もあるという。山口オーナーは「ここで20年間やってこられたのはお客さまのおかげ。古建築の雰囲気も含めて気に入っていただいている方には申し訳ないが、次の店舗も変わらずのごひいきを」と話している。
現建物は店が移転後、5月ごろまでに取り壊す予定。
営業時間は午前11時~午後2時半(売り切れ次第終了)。水曜定休。
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