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新聞紙の家できた 長野県建築士会がイベント

皆で力を合わせて完成させた新聞ドーム

 県建築士会諏訪支部青年委員会(青木賢一郎委員長)と富士見町公民館は12日、親子の体験イベント「新聞ドームを作ろう」を同町コミュニティ・プラザで開いた。小学生とその保護者、諏訪地方の建築士ら約50人が力を合わせて新聞紙の家を作った。

 子どもたちに、建築の仕事へ興味を持ち、将来の目標にしてほしいと、同委員会が昨年度からPR活動に取り入れ、町内での開催は初めて。JR富士見駅前の商店主グループ、長野日報社が協力した。

 新聞ドームは、新聞紙を貼り合わせて空気を送り込み、紙風船のように膨らませる構造。まず新聞紙を自由な形に切り抜いてセロハンを貼った「窓」を製作した。建築現場で実際に使っているマスキングや養生用のテープを使って、新聞紙を貼り合わせ、壁や屋根を仕立てた。

 扇風機で中に空気を送り込むと家が立ち上がり、参加者から驚きや喜びの声が。さっそく中に入って寝転んだり、飛び跳ねたりと大はしゃぎし、最後はみんなで壁を破って外に飛び出した。

 同町本郷小学校2年の三井夕愛さんは、「ハートの窓を作った。大きく膨らんですごい。中は広くて楽しかった」と目を輝かせ、夕愛さんのいとこの小沢怜奈さん(松本市鎌田小3年)も、「新聞は読むものなのに家になってびっくりした」と目を丸くした。

 青木委員長は、「建物を建てる人たちの夢を形にし、実現させるところが建築士の仕事の一番の魅力。建てる時には安全性を大切にしている」と子どもたちに説明し、「建築はもちろん、ものづくりへの興味を深める機会になれば」と期待を込めていた。

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