「甘くておいしい」 新栄町こども園 親子で玄米乳作りに挑戦

手作りした玄米乳を味わう新栄町こども園の園児ら=27日午前、同園
新栄町こども園(吉濱剛園長)で27日午前、玄米乳作りが行われ、まんた組(5歳児クラス)の園児14人と保護者が手作りした昔ながらの玄米乳を味わった。
同園で初となる取り組みで、30年近く稲作りの教育を行う小川喜美江さん(73)が作り方を指導。材料には、子どもたちが園内で育てて収穫した玄米を使用した。
園児らは手順の説明を受け、保護者とともに玄米乳作りに挑戦。玄米粉と水を混ぜて弱火にかけ、砂糖を投入。沸騰してとろみが出るまで「おいしくなあれ」とかき混ぜた。最後は火を止め黒糖で味付けし完成。温かくて素朴な玄米乳の味わいを楽しんだ。
花山光一ちゃん(6)は「きな粉みたいな味がする。甘くておいしい。ベロの上でとろっとした」とうれしそう。母・綾乃さん(34)は「手作りした方があっさりしていて飲みやすいし栄養満点の味がする。また一緒に作ってみたい」と笑顔を見せた。
小川さんは「玄米の味や香りを五感で感じてもらう体験ができて良かった。ぜひお家でも親子で作ってほしい」と語った。
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