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ごみ拾いを楽しく 海岸に「ニライカナイの宝箱」 石垣市公営塾

「ニライカナイの宝箱」を設置した石垣市公営塾島そうじプロジェクトのメンバーら=27日午後、大浜海岸

 石垣市公営塾の島そうじプロジェクトは27日、大浜海岸に海洋ごみを回収するごみ箱「ニライカナイの宝箱」を設置した。メンバーらは「ごみ拾いを楽しいものにしてほしい」と市民・観光客に積極的な利用を呼びかけている。

 同プロジェクトは「海とごみ」をテーマに石垣島の魅力を守る活動を実施しており、昨年2月から海洋ごみに特化したごみ箱設置を企画。第一弾として市街地から近く人の出入りも多い同海岸を選定し、漂着した竹などの木材、ロープ、パレットを組み合わせて宝箱風のごみ箱を作製した。

 宝箱内にはペットボトル、プラスチック、漁具、燃やさないごみの4種類の袋を設置。回収したペットボトルキャップはキーホルダーに加工していく。

 またエコの観点から看板は設置せず、QRコードでコンセプトが分かるよう工夫を施した。今後も利用拡大に向けSNSで周知を図っていく。

 リーダーの寺澤彩来紗さん(八重高3年)は「遊びに来たついでに多くの人がごみを拾ってこの宝箱に入れてもらいたい」とPR。他海岸での設置にも意欲を見せ「今後もプロジェクトを(後輩にも)引き継いでいけたら」と語った。

 運用開始後は1週間ごとにメンバーが確認に訪れ、ごみの量を確認。一定量に達すれば市に連絡して回収する。宝箱のロックを外す暗証番号は同プロジェクトのインスタグラムで公開。週ごとに変更していく予定。

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