縁起物作り大詰め新年へ向け準備 釧路市内神社
破魔矢や縁起物の準備をする権禰宜と巫女
今年も残すところわずかとなり、釧路市内の神社では、破魔矢やお守りなどの縁起物作りが大詰めを迎えている。
厳島神社(米町1の3、菊池吉郎宮司)では27日、巫(み)女(こ)や神主がはかま姿で、矢に鈴や絵馬、神社名などが書かれた短冊を取り付けて破魔矢を作ったり、お守りを看板に飾り付ける作業に励んだ。お守りは金運や仕事運にご利益があるものなど約100種類のほか、希望の願意を書き入れる「開運うさぎダルマ」も数量限定で用意している。
同神社では正月三が日、北海道では珍しい福娘が境内に立ち、参拝者を鈴はらいで清め、例年約6万人が訪れる。昨年から第二駐車場を設置して12月31日も開放しており、今年も継続する。
菊池吉史権(ごん)禰(ね)宜(ぎ)は「正月限定の御朱印なども用意しているので、参拝しに来てほしい」と話している。同神社では31日午後10時から一年の厄災をはらう大はらい式、同11時30分から除夜祭を行う。1月1日は一年の五(ご)穀(こく)豊(ほう)穣(じょう)や安全を願う歳旦祭を午前7時から行う。
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