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長野日報社

「極・辰野」特産ブランドブック完成 期間限定ショップで配布 長野県辰野町

完成した特産品ブランドブック「極・辰野」

 長野県辰野町でのブランド構築や優れた食の開発、販路拡大などを進める「極・辰野プロジェクト」で、「極・辰野」ブランドとして認定された食を中心とする町の特産品を紹介するブランドブックが完成した。同プロジェクトは現在、東京新宿区の複合施設で「極・辰野」の期間限定ショップを開いており、来年1月には東京・丸の内の2会場でもショップを開催予定。会場でブランドブックを配布し、辰野町をPRしている。

■首都圏を中心に販路拡大図る

 辰野町と地域活性化や地域振興などに関する包括連携協定を締結している「フードアーキテクトラボ」(本多慶司社長)が取り組むプロジェクト。同社は食(飲食)のプロデュースなどを手掛ける企業で、今年辰野町内に本社機能を設けている。  プロジェクトは全国商工会連合会の補助事業「共同・協業販路開拓支援補助金」を活用。「極」をキーワードとし、辰野ならではの際立つ商品を磨き上げることで「辰野ブランド」を確立。首都圏を中心とした消費者への販路拡大を図っている。

■製品のこだわり 熱い思い掲載

 辰野町特産品ブランドブックは31ページでフルカラー。表紙はブランドイメージを高めるために金文字を使用し、裏表紙にはブランドロゴマークを印刷。内容は、極・辰野ブランドとして認証を受けている酒やはちみつ、おやき、ビスケット、ふりかけなど11品目を紹介。製品の特長だけでなく、店主らの写真とともに製品のこだわりや熱い思いを掲載している。

 期間限定ショップは首都圏を中心とした販路拡大を目的に、今月28日までは東京新宿の「るるぶキッチンビルヂング」1棟すべてを使って開いている。1階では「極・辰野」ブランド認定商品を販売し、2~3階の飲食店では、認定品など辰野の食材を使った料理を提供している。

 武居保男町長も12日に町職員とともに会場を視察。町によると来店者は20~40代が多く、平日は仕事終わりの会社員ら、休日は家族連れが多いといい、都内に住む長野県出身者も数多く来店しているという。町は「辰野には数多くの魅力があるが発信力に欠けていた。首都圏への販路拡大の足掛かりになれば」と期待している。期間限定ショップは来年1月17~30日にも東京・丸の内にある「Have a Nice TOKYO]と「MarunouchiHapp.Stand&Gallery」でも開催予定。

 ブランドブックはショップ会場のほか、掲載店や町役場などでも配布している。

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