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荘内日報社

自在に泳ぐ魚たちに歓声上がる 新「バーチャル水族館」披露

大勢の子どもたちでにぎわう「バーチャル水族館」

 酒田市の県立酒田光陵高校(鈴木和仁校長)のITサイエンス部員による「バーチャル水族館」が16日、遊佐町子どもセンター「わくわく未来館」で開幕。17日(日)までの2日間、参加者自ら描いた魚介類がセンター内壁面を泳ぐ。初日午前から大勢の子どもたちが訪れ、大きな歓声を上げた。

 同校情報科は昨年度まで3カ年、高度な知識・技能を身に付けた社会の第一線で活躍できる専門的職業人育成を目的にした文部科学省「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)」の指定を受け、生徒たちは高度情報テクノロジーの習得、システム創造力の育成を図った。

 「バーチャル水族館」はスキャナーで取り込んだ絵画をパソコンで編集し、プロジェクターで投影するもの。SPHの一環として一昨年、酒田市産業フェアに出展し、好評を得た。このシステムを基に昨年、当時の1、2年生部員がシステムを再構築。今年は新たに背景などを作り直した。

 イベントは、多くの人から喜んでもらうことを通し、情報技術者を目指す生徒から意識高揚を図ってもらおうと、同校が同センターの協力で昨年に引き続き企画。スクリーンとなった縦約3メートル、横約10メートルの白色の壁面に、幼児・児童が色塗りした魚やイカなどが大きく映し出され、自在に泳ぎだすと「出てきた」「私のイカだ」などと歓声を上げ、追い掛け回していた。

 同部の齋藤百花副部長(2年)は「昨年より準備期間が短かったため、大変だった。自分たちの作製したもので喜んでもらい、とてもうれしい」、指導する湯澤一教諭(情報科長)は「3年にわたって取り組み、ノウハウもたまってきた。今後さらに技術を向上させていきたい」と話した。

 バーチャル水族館は17日午後2時半ごろまで。参加費無料。同部は今年の市産業フェアにも「バーチャル水族館」を出展。さらに秋田市で開催される全国産業教育フェアでも披露することにしている。

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