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宇部日報社

10月2日から、竹の魅力楽しむ「バンブーフェスタ」【宇部】

 

竹の魅力を〝五感〟で感じるイベント「バンブーフェスタ」は、10月2日~11月27日に常盤公園など宇部市内6カ所で行われる。地元産の竹材を活用した作品10点の野外展示や作家によるワークショップで、竹を身近に触れる機会を提供する。このほど作品の設置がほぼ終了し、開幕を待つばかりとなった。会期は第29回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)に合わせ、アートのまちをアピールする。

 旧小野中を拠点にする竹ラボなどが市の委託を受けて開催。「愛(め)でる・見る」「聞く・奏でる」「体感する」「味わう・香る」「活(い)かす」の五感をコンセプトに竹を資源として見直し、認知度を拡大促進させ、その先に商品開発や竹ビジネスを見据える。

 作品はすべて市内で伐採したクロチク、モウソウチク、マダケ、ハチクを使用している。県内外の作家が強度の保持や風の抜け方などを考慮し、現地制作に取り組んだ。

 常盤公園には高さ数㍍のバンブーピラミッドとクロチクドームで広がる幾何学の世界、山口宇部空港には竹明かりによるイルミネーション、竹ラボには600本の竹で創出するバンブーワールドと平和に祈りを込めるスペインの教会サグラダ・ファミリアがお目見え。同空港には高知県の作家が運転可能な竹自動車で会場に駆け付ける。他にも楠こもれびの郷、旧吉部小、アクトビレッジおのも会場として活用し、夜間はライトアップで幻想的な雰囲気を醸し出す。作品は来年1月中旬まで展示する。

 期間中には竹繊維和紙のポストカード、竹笛、竹リーフ、竹明かり作りなどのワークショップを実施する。竹楽器演奏会や竹自転車の試乗会を行い、竹を利用したスイーツや料理も販売する。

 フェスタ仕掛け人の一人で、小野地区を拠点に竹の利活用事業を推進するエシカルバンブーの田澤恵津子社長は「竹はアートの素材であり、商品作りのための財産。その魅力を感じてほしい。ビエンナーレのにぎわいにも参入したい。会期が終われば作品は解体し、抗菌剤や化粧品などの製品に役立てる」と話した。

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