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鶴岡で日本生物学オリンピック 全国のスーパー中高生集う

 生物学の“スーパー中高生”が集い難問に挑む全国大会「日本生物学オリンピック本選2022鶴岡大会」が17―19日の3日間、鶴岡市の市先端研究産業支援センターと県立鶴岡中央高を会場に行われた。予選を通過し全国から集まった若き精鋭たちが、理論と実験問題で知識を競った。

 国際生物学オリンピック日本委員会が主催し、大学入学前の20歳未満を対象に毎年実施している。本年度は約3500人がオンライン予選に参加し、成績上位80人(うち中学生3人)が本選に進んだ。県内からの本選出場者はいなかった。17、18日に理論と実験の大問3題(約2時間ずつ)に挑み、19日に成績発表の閉会式が行われた。生物学全般に関する高度な理論試験、実験動物の胚の移植やRNA(リボ核酸)の濃度測定、酵素活性を利用した乳酸量測定など実験試験があった。

 総合や理論、実験ごとの成績上位者に特別賞が贈られたほか、総合1―10位に金賞、11―20位に銀賞、21―40位に銅賞が贈られた。高校2年生以下のうち上位12人(うち中学生1人)が来年の国際大会の日本代表候補に選ばれた。

 鶴岡大会は2年連続で、昨年はオンライン実施となり、全国大会の現地開催は東北初だった。同市の慶應義塾大先端生命科学研究所がホスト機関として大会を運営。大会のロゴは鶴岡中央高3年の佐藤愛海(まなみ)さん(17)のクラゲや顕微鏡、微生物をモチーフにしたデザインが選ばれた。大会中は出題解説や、鶴岡の生物にちなんだ加茂水族館、自然学習交流館ほとりあの体験ツアーも行われ、生物学のスーパー中高生たちが鶴岡の地で交流を深めた。

全国から集まった中高生たちが日本生物学オリンピック本選で理論問題に臨んだ=17日、鶴岡市先端研究産業支援センター・レクチャーホール

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