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黒糖焼酎が3年連続受賞 蒸留酒品評会TWSC 奄美2銘柄が最高位独占

TWSCの最高位「ベスト・オブ・ザ・ベスト」2席を独占した奄美黒糖焼酎2銘柄。奄美大島開運酒造「紅さんご」(右)と奄美大島酒造「じょうご世界自然遺産登録ラベル」(TWSCホームページより引用)

 国内外で流通する蒸留酒を対象とした品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2022」(実行委員会主催)の審査結果がこのほど発表され、焼酎部門で奄美黒糖焼酎2銘柄が最高位「ベスト・オブ・ザ・ベスト」(2席)を独占した。鹿児島県宇検村の奄美大島開運酒造「紅さんご」(40度)=2年連続=と同県龍郷町の奄美大島酒造「じょうご世界自然遺産登録ラベル」(25度)=初。同部門が新設された2020大会以来、3年連続で奄美黒糖焼酎銘柄が最高位を独占した。

 TWSCは、2019年に始まった日本初のウイスキー&スピリッツ品評会。今回、3年目の焼酎部門には前回より26点多い281点の出品があった。

 審査方法は銘柄を伏せて鑑定する「ブラインドテイスティング」で、審査員83人の鑑定により最高金賞24点、金賞134点、銀賞77点、銅賞38点を選出。さらに特別審査員18人が上位銘柄を鑑定し、アルコール度数25度以下、26度以上で各1点をベスト・オブ・ザ・ベストに決定した。

 前回に続く「紅さんご」のベスト・オブ・ザ・ベスト選出について、奄美大島開運酒造の高妻淑三杜氏は「2年連続の受賞に感無量。これからも宇検村から世界の人々に『うまい』と言ってもらえる一滴を届けられるよう精進したい」とのコメントを寄せた。

 奄美大島酒造の「じょうご」は、1月の県産本格焼酎鑑評会でも優等銘柄に選ばれた。同酒造の有村成生代表取締役社長は「主力商品への高評価が続き、喜びもひとしお。こうした実績が黒糖焼酎業界全体を盛り上げ、市場、販路拡大の契機となれば」と語った。

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