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「サメ革で恩返しを」準グランプリなど報告 カフーカ金城代表

中山義隆市長に各賞受賞などを報告するカフーカの金城立磨代表(中央)=7日午前、石垣市役所

 石垣島をはじめ県内で駆除されたサメの皮を使った製品を販売している「cafooca」(カフーカ)=南城市=の金城立磨代表(27)が7日午前、石垣市役所を訪れ、中山義隆市長にTOYP2021(青年版国民栄誉賞)準グランプリ受賞などを報告し、「サメ革を通して地域に恩返したい」と抱負を述べた。

 金城代表は八重山漁協で実施されているサメ駆除に2020年から立ち合い、それまで廃棄されていた皮を活用した製品作りに挑戦。長財布やコインケース、名刺入れなどの革製品を製造・販売し、売り上げの一部は南城市の児童養護施設や首里城再建に寄付している。

 このような取り組みが評価され、昨年7月にはTOYP2021で準グランプリに輝き、農林水産大臣奨励賞とNHK会長奨励賞を受賞。9月の県商工会特産品コンテストでは優秀賞を獲得した。

 金城代表は「駆除立ち合いの際には八漁協や漁業者をはじめ市水産課の方々に協力いただいた」と感謝を伝え、「今後は石垣市の児童養護施設にも寄付を行っていきたい。石垣島のサメ革を用いた製品で恩返ししていけたら」と語った。

 製品を手にした中山市長は「もっと鋭いかと思ったがさわり心地が良く、丈夫そう」と印象を述べ、「捨てられていたものを有効活用し、新たな素材として製品化するのは素晴らしい。これからの時代に合っている」と話した。

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