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先人たちの歩み次世代へ 伊仙町 「村史」「町誌」合わせ復刻

完成した資料集を手にする(右から)大久保町長、大山教育長、松岡室長=8日、伊仙町役場

 鹿児島県伊仙町が町制60周年を記念して編纂作業を進めてきた「令和版伊仙町誌資料集1」が完成した。1938年刊行の「更正の伊仙村史」と78年刊行の「伊仙町誌」を一冊にまとめて復刻したもので、9日までに販売も開始。大久保明町長は「伊仙の先人たちの歩みを次世代の人たちへ深く理解してもらうのに役立つ一冊」と話し、町の歩みを再確認する資料としても期待している。

 同町が町誌編纂室(松岡由紀室長)を設置して取り組んでいる事業の第1弾。誤字、脱字の修正や、レイアウトの変更、文字の拡大を除いては原本である2誌の内容を忠実に再現した。

 松岡室長は8日、大久保町長と大山惣二郎教育長に完成を報告。「2022年度は古文書類をまとめた資料集を刊行予定。町民からの希望の多い〝闘牛編〟の刊行も構想している」と展望を述べた。24年度までに本編と資料集全6部の刊行を目指すという。

 報告を受けた大久保町長は「町民だけでなく、自身のルーツを知りたいという2世、3世の出身者にも手に取ってもらいたい」と話し、幅広い活用に期待した。

 A4判、556ページで税込み2500円。計500部を販売する予定で、町役場や町歴史民俗資料館などで注文を受け付けている。問い合わせは電話0997(86)4183伊仙町誌編纂室へ。

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