合格を喜び合う受験生（17日、和歌山県田辺市学園の田辺高校で）

　和歌山県立高校入試の合格発表が１７日午前、各校で一斉にあった。会場に集まった受験生は、自分の番号を見つけると、笑顔をはじけさせた。

　期待と不安の中、発表を待っていた受験生たちは、合格者の受験番号が掲示されると、近くの友人と手を取り合って「あった、あった」と跳びはねたり、スマートフォンで自分の番号を撮影したりして、喜びをかみしめていた。
　田辺市あけぼの、田辺工業高校機械科に合格した同市大塔中の嵯峨羽琉君（１５）は「自分の番号を見つけて、ほっとした。ずっと野球を続けてきたので、高校でも野球部に入るつもり。楽しくプレーしたい」と話した。
　新型コロナウイルス感染防止のため、県教育委員会は同日午前１１時から、専用ホームページでも合格者の受験番号を公開した。
　日高以南の合格者数は次の通り。かっこ内は受験者数（スポーツ推薦や特別選考を含む）。別の学科で受験し、第２志望で合格した生徒もいる。