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「帯広畜大の酒」卒業生全員に 「碧雲蔵」純米酒、学章入り

 帯広畜産大学内の酒蔵「碧雲(へきうん)蔵」を運営する上川大雪酒造(上川管内上川町)は、今年度の同大の卒業生全員に碧雲蔵で醸造した純米酒を贈る。8日に同社の塚原敏夫社長が同大を訪れ、奥田潔学長に目録を手渡した。ラベルに学章が入った粋なプレゼントは、18日の卒業式で学生に配られる。

卒業生に贈る純米酒を手にする塚原社長(左)と奥田学長。ラベルには学章が入り、卒業証書入れに見立てた紙筒も用意した

 碧雲蔵は同社が十勝の企業らと「十勝緑丘(りょっきゅう)」を立ち上げて2020年春に開設。国内初となる大学内の酒蔵では、同社と同大が連携し日本酒造りの人材育成にも力を入れている。

 卒業生への日本酒寄贈は、コロナ禍で我慢の多い大学生活を余儀なくされた学生たちを応援しようと初めて企画。この春の卒業生314人(学部257人、別科8人、大学院49人)分を用意した。純米酒は畜大の学章が入ったラベルに「祝卒業」の金のシールが貼られ、卒業証書入れに見立てた緑色の紙筒に入った特別仕様となっている。

 奥田学長は「学章の入ったお酒をいただけることは本当にうれしい。学生たちは卒業しても碧雲蔵のお酒を飲むと信じている」と感謝を伝え、塚原社長は「こうした取り組みはこれからの地域振興の形で、学生の力と学長の熱意で成し遂げられた。末永くいいお酒を造り、卒業生たちが十勝を思い、学生時代のことを語り合ってくれたらうれしい」と話した。

 卒業生の家族へのプレゼントなどにも対応するため、18日から畜大生協で200本限定で販売もする。

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