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「大きく、おいしくなあれ」 宮良小児童ら願い込め田植え

 宮良小学校(東由美子校長、児童114人)の3年生21人は4日午前、食育の一環で校内の記念田で田植えを行い、農業の大変さや農家、食のありがたみを学んだ。

 同校によると田植えはことしで21年目。18・4平方㍍の田んぼから毎年約8~10㌔の米がとれ、ことしは6月20日ごろの収穫を予定している。

 児童らは宮良の農家・成底弘芳さん(66)から田植えのこつを習うといざ田んぼの中へ。足を入れると「冷たい」「身動きが取れない」とはしゃぎ声をあげた。ひとめぼれの苗を3本ずつ手にとり、ロープのポイントに丁寧に押し込んだ。「大きくなあれ、おいしくなあれ」と声を掛け、稲の成長を願った。

 初めて田植えを体験した小木曽亘君(9)は「アドバイス通りうまくできた。これからどう大きく育っていくかがとても楽しみ。収穫したお米はお肉と一緒に食べたい」と待ちきれない様子。狩俣莉珠空さん(同)は「苗をうまく立てるところが難しくて大変だった。お米を食べられるのはありがたい。これからも残さず食べたい」と感謝の気持ちを語った。

 成底さんは「元気いっぱいで上手だった。田んぼの整備もきれいにできているので今年が豊作が期待できる」と笑顔を見せ「昔の人の苦労と農家のありがたさを感じてもらえたら」と語った。

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